東嶋和子
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東嶋 和子(とうじま わこ、1962年 - )は、日本の科学ジャーナリスト。筑波大学非常勤講師、青山学院大学非常勤講師。
来歴
[編集]千葉県立千葉高等学校を経て[1]、筑波大学第二学群比較文化学類卒業[2]。在学中、文部省交換留学生として米国カンザス大学留学。外務省外交フォーラム外務大臣賞受賞。85年読売新聞社入社。北海道支局、浦和支局などを経て本社科学部記者。91年よりフリーランスで科学分野を中心に取材執筆。特に生命科学、医療福祉、環境、エネルギー、科学技術分野を中心に取材、科学と社会との関わりを追っている。
著書
[編集]- 『緩和医療の現場から-がんとともに生きる』(1997年、日本実業出版社)
- 『死因事典-人はどのように死んでゆくのか』 (2000年、講談社〈ブルーバックス〉)
- 『大切なモノを「保存する」技術』(2001年、三笠書房〈知的生き方文庫〉)
- 『女医の診察室-女性の病気、解決バイブル』(2001年、小学館〈小学館文庫〉)
- 『子供も大人も楽しめるロボット教室』(2001年、光文社〈カッパ・ブックス〉)
- 『遺伝子時代の基礎知識』(2003年、講談社〈ブルーバックス〉)
- 『この病院で最新治療』(2004年、文藝春秋)
- 『メロンパンの真実』(2004年、講談社)
- 『放射線利用の基礎知識』(2006年、講談社〈ブルーバックス〉)
- 『よみがえる心臓-人工臓器と再生医療』(2007年、オーム社)
- 『人体再生に挑む』(2010年、講談社〈ブルーバックス〉)
共著
[編集]- 『新・日本名木百選』(1990年、読売新聞社)
- 『科学・知ってるつもり77-気にかかっていたことをはっきりさせる』(北海道新聞取材班)(1996年、講談社〈ブルーバックス〉)
- 『環境を守るしごと』(1998年、日経事業出版)
- 『臨界19時間の教訓』(岸本康、核事故緊急取材班)(1999年、小学館)
- 『ロボットと生きる 人生の教科書』(藤原和博、門田和雄と共著)(2003年、筑摩書房)
- 『私たちは、なぜ放射線の話をするのか』(木元教子、碧海酉癸と共著)(2008年、ワック〈WACテーマBOOK〉)
連載
[編集]- 「新・養生訓」(『文藝春秋』)
出演番組
[編集]- 『ロボランドTV』(2001年、サイエンスチャンネル)
- 『ザ・逆流リサーチャーズ』(2009年11月2日、テレビ東京)
脚注
[編集]- ^ “どう伸ばす? 少年少女の科学への好奇心”. Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン) (2012年12月21日). 2024年9月2日閲覧。
- ^ “未来構想大学講座03 青木彰記念講座 ジャーナリズムとメディアの現在” (PDF). 2018年7月21日閲覧。