松村亮
ウィキペディアから無料の百科事典
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
2021年、チエンマイFC時代の松村 | ||||||
名前 | ||||||
愛称 | 神戸のメッシ | |||||
カタカナ | マツムラ リョウ | |||||
ラテン文字 | MATSUMURA Ryo | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1994年6月15日(30歳) | |||||
出身地 | 京都府宇治市 | |||||
身長 | 168cm[1] | |||||
体重 | 58kg[1] | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | プルシジャ・ジャカルタ | |||||
ポジション | MF (OH) / FW | |||||
背番号 | 7 | |||||
利き足 | 右足[1] | |||||
ユース | ||||||
2010-2012 | ヴィッセル神戸U-18 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2012-2017 | ヴィッセル神戸 | 33 | (2) | |||
2014-2015 | → Jリーグ・U-22選抜 | 2 | (1) | |||
2015 | → 栃木SC (loan) | 23 | (0) | |||
2017 | → 徳島ヴォルティス (loan) | 4 | (0) | |||
2018 | AC長野パルセイロ | 22 | (0) | |||
2019 | ラヨーンFC | 32 | (10) | |||
2020-2021 | チエンマイFC | 34 | (16) | |||
2021-2023 | BGパトゥム・ユナイテッド | 6 | (0) | |||
2021-2022 | → ポリス・テロ (loan) | 10 | (0) | |||
2022-2023 | → ペルシス・ソロ (loan) | 28 | (11) | |||
2023- | プルシジャ・ジャカルタ | 33 | (10) | |||
通算 | 227 | (50) | ||||
代表歴 | ||||||
2010-2011 | 日本 U-17 | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。2023-24シーズン終了時現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
松村 亮(まつむら りょう、1994年6月15日 - )は、京都府宇治市出身のプロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。
来歴
[編集]伊勢田サッカークラブ、宇治FCジュニアユースを経て、2010年、ヴィッセル神戸U-18に加入。同期には岩波拓也、前田凌佑、和田倫季らがいる。
2011年、U-17日本代表に選出され、メキシコ遠征を経験したが、2011 FIFA U-17ワールドカップの代表メンバーからは落選した。同年、第35回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で準優勝。プリンスリーグ関西1部で優勝を飾り、参入戦を勝ち抜いてプレミアリーグウエストへ昇格した。プリンスリーグではチーム総得点の半数以上に関わる12得点14アシストを記録し、リーグMVPに選出された[2]。
2012年5月11日、トップチームに2種登録されると、5日後のナビスコカップグループリーグ第4節清水エスパルス戦に後半17分から出場し、公式戦デビュー。出場から僅か2分後の後半19分に得点を挙げ、小川慶治朗が保持していたクラブ最年少得点記録を更新した(17歳11か月1日)[3]。プレミアリーグウエストでは得点ランキング首位を独走し、計22得点を挙げて得点王に輝いた[4]。
2013年、前田凌佑、和田倫季と共にトップチームへ昇格。J2第32節ギラヴァンツ北九州戦でリーグ戦初得点を記録した。
2014年、前年限りで現役を退いた吉田孝行から直々に指名を受け、背番号「17」を受け継いだ[5]。開幕戦のJ1第1節川崎フロンターレ戦に途中出場し、J1初得点を記録した。
2015年、栃木SCへ期限付き移籍[6]。2015年末で栃木SCへの期限付き移籍期間が満了となり2016年より神戸に復帰した[1]。
2016年2月、ヴィッセル神戸の沖縄キャンプ中に負傷。右ハムストリング肉離れで全治約8週間[7]。その後、復帰したが同年10月31日の練習中に再び負傷。右腸骨筋肉離れで全治5~6週間の診断を受け[8]、リハビリに入ったままシーズンを終えた。
2017年、徳島ヴォルティスへ期限付き移籍[9]。12月6日、徳島ヴォルティスを移籍期間満了により退団し[10]、所属元の神戸からも契約満了が発表。同年12月に行われたJリーグ合同トライアウトに出場した[11]。
2018年、AC長野パルセイロへ移籍。しかし11月28日に契約満了に伴い退団する事が発表された[12]。
2019年1月、タイ・リーグ2のラヨーンFCへ移籍。リーグで32試合10得点を挙げてチームの昇格に貢献する。
2021年、タイ・リーグ1のBGパトゥム・ユナイテッドFCへ移籍[13]。9月にタイランド・チャンピオンズカップで決勝点を挙げて大会MVPにも選ばれ、チームのタイトル獲得に貢献する。
2021年12月から2022年5月までポリス・テロFCへ期限付き移籍。
2022年8月5日、インドネシアのリーガ1に所属するペルシス・ソロに期限付き移籍での加入を発表。
2023年5月26日、リーガ1のプルシジャ・ジャカルタに3年契約で加入[14][15]。
プレースタイル
[編集]その名の通りリオネル・メッシを彷彿とさせる初速のスピードと鋭く細やかな反転、重心移動を活かしたドリブルが持ち味で、左右どちらのサイドからでも局面を打開し、シュートまで持ち込むことが出来る[17][18][19]。
所属クラブ
[編集]- ユース経歴
- 2001年 - 2006年 伊勢田サッカークラブ (宇治市立宇治小学校)
- 2007年 - 2009年 宇治FCジュニアユース (宇治市立宇治中学校)
- 2010年 - 2012年 ヴィッセル神戸U-18 (啓明学院高校)
- 2012年 ヴィッセル神戸 (2種登録選手)
- プロ経歴
- 2013年 - 2017年 ヴィッセル神戸
- 2018年 AC長野パルセイロ
- 2019年 ラヨーンFC
- 2020年 - 2021年 チエンマイFC
- 2021年 - 2023年 BGパトゥム・ユナイテッドFC
- 2023年 - プルシジャ・ジャカルタ
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2012 | 神戸 | 32 | J1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 |
2013 | 31 | J2 | 9 | 1 | - | 0 | 0 | 9 | 1 | ||
2014 | 17 | J1 | 17 | 1 | 7 | 1 | 0 | 0 | 24 | 2 | |
2015 | 栃木 | 31 | J2 | 23 | 0 | - | 0 | 0 | 23 | 0 | |
2016 | 神戸 | 27 | J1 | 6 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 |
2017 | 徳島 | 13 | J2 | 4 | 0 | - | 0 | 0 | 4 | 0 | |
2018 | 長野 | 28 | J3 | 22 | 0 | - | 2 | 0 | 24 | 0 | |
タイ | リーグ戦 | リーグ杯 | FA杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | ラヨーン | 9 | T2 | 32 | 10 | 1 | 0 | 3 | 3 | 36 | 13 |
2020 | チエンマイ | 7 | 34 | 16 | - | 3 | 3 | 37 | 19 | ||
2021 | パトゥム・U | T1 | |||||||||
通算 | 日本 | J1 | 24 | 1 | 12 | 2 | 0 | 0 | 36 | 3 | |
日本 | J2 | 36 | 1 | - | 0 | 0 | 36 | 1 | |||
日本 | J3 | 22 | 0 | - | 2 | 0 | 24 | 0 | |||
タイ | T1 | ||||||||||
タイ | T2 | 66 | 26 | 1 | 0 | 6 | 6 | 73 | 32 | ||
総通算 | 148 | 28 | 13 | 2 | 8 | 6 | 169 | 36 |
- 2012年は2種登録選手として出場。
その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2014 | J-22 | - | J3 | 2 | 1 | 2 | 1 | ||||
2015 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||||
通算 | 日本 | J3 | 2 | 1 | 2 | 1 | |||||
総通算 | 2 | 1 | 2 | 1 |
出場歴
[編集]- 公式戦初出場・初得点 - 2012年5月16日 ナビスコカップグループリーグ第4節 清水エスパルス戦(ホームズスタジアム神戸)
- Jリーグ初出場 - 2012年11月24日 J1第33節 柏レイソル戦(日立柏サッカー場)
- Jリーグ初得点 - 2013年9月1日 J2第32節 ギラヴァンツ北九州戦(北九州市立本城陸上競技場)
タイトル
[編集]クラブ
[編集]個人
[編集]- 高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ関西1部 - MVP : 2011年
- 高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグウエスト - 得点王 : 2012年
代表歴
[編集]- U-16日本代表
- U-17日本代表
脚注
[編集]- ^ a b c d 『松村亮選手 ヴィッセル神戸復帰のお知らせ』(プレスリリース)栃木SC、2015年12月8日 。2016年1月5日閲覧。
- ^ 神戸U-18MF松村亮(2年)12ゴール14アシストで関西MVPに - ゲキサカ 2011年9月25日
- ^ 神戸に新星! 17歳松村 クラブ最年少得点の記録更新 - スポニチ Sponichi Annex 2012年5月17日
- ^ プレミアリーグWEST 神戸U-18MF松村が得点王を獲得 : 第18節 - ゲキサカ 2012年12月9日
- ^ 松村ロスタイム弾!神戸 J1復帰初戦は手応えドロー - スポニチ Sponichi Annex 2014年3月3日
- ^ 栃木サッカークラブ公式サイト TOCHIGI SOCCER CLUB:松村亮選手 期限付き移籍加入のお知らせ - 栃木SC 2015年1月14日
- ^ “MF松村が全治約8週間の負傷【神戸】”. Jリーグ (2016年2月15日). 2022年12月9日閲覧。
- ^ “MF松村が全治5~6週間の負傷【神戸】”. Jリーグ (2016年11月1日). 2022年12月9日閲覧。
- ^ 徳島ヴォルティス ニュース 松村 亮選手期限付き移籍にて加入内定のお知らせ - 徳島ヴォルティス 2017年1月6日
- ^ 松村 亮選手期限付き移籍満了のお知らせ - 徳島ヴォルティス 2017年12月6日
- ^ “【一覧リスト】2017「Jリーグトライアウト」に107人参加 FW21人、MF40人、DF34人、GK12人に”. football-zone (2017年). 2022年12月7日閲覧。
- ^ “長野、5選手が契約満了で退団…都並敏史氏の次男優太「未熟な自分をここまで…」”. ゲキサカ (2018年11月28日). 2022年12月3日閲覧。
- ^ タイリーグ王者BGパトゥム・ユナイテッドがMF丸岡満の退団とMF松村亮の入団を発表 - サッカーキング 2021年4月21日
- ^ "SELAMAT BERGABUNG DI PERSIJA, RYO MATSUMURA!" (Press release) (インドネシア語). プルシジャ・ジャカルタ. 26 May 2023. 2023年7月17日閲覧。
- ^ “PERSIJA JAKARTA RESMI DATANGKAN RYO MATSUMURA UNTUK LIGA 1 2023-2024” (インドネシア語). OneFootball (2023年5月26日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ J2神戸、「神戸のメッシ」も加入 新体制発表 - MSN産経ニュース 2013年1月18日
- ^ 神戸U-18MF松村亮(3年)止まらない“神戸のメッシ”5戦連発! - ゲキサカ 2012年5月7日
- ^ 神戸U-18MF松村亮「勝つために点を取る」 - ゲキサカ - 2012年5月18日
- ^ 2012 Jユースカップ 注目プレーヤー : 松村亮選手(ヴィッセル神戸U-18) - J's GOAL 2012年11月15日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 松村亮 (@ryomatsumura.official) - Instagram
- 松村亮 - Soccerway.com
- 松村亮 - FootballDatabase.eu
- 松村亮 - WorldFootball.net
- 松村亮 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 松村亮 - J.League Data Siteによる選手データ
- 松村亮 - TheFinalBall.com