柴桂子

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柴 桂子(しば けいこ、1937年2月18日 - )は、日本歴史学者桂文庫主宰。専門は日本近世史・女性史

福岡県北九州市生まれ。高校卒業後9年間のブランクを経て早稲田大学文学部入学、在学中に結婚。卒業論文『江戸時代の女たち 封建社会に生きた女性の精神生活』が単行本となる[1]

80歳を機に静岡県掛川市に転居、引き続き勉強会などを主宰している[2]

著書[編集]

  • 『徳川家康三十二人の姫君の結婚-もう一つの大名統制』みらいま 2023
  • 『江戸期に生きた女表現者たち』 (NHKシリーズ カルチャーラジオ 歴史再発見)2016
  • 『近世の女旅日記事典』(東京堂出版、2005年)
  • 『江戸期・女たちが歩いた中山道』(桂文庫、2003年)
  • 『江戸期の女たちが見た東海道』(桂文庫、2002年)
  • 『江戸時代の女たちその生と愛 師弟愛・母の愛・夫婦愛・兄妹愛・秘めた愛』桂文庫 江戸期ひと文庫 2000
  • 二宮文 父尊徳の事業に尽した生涯』(桂文庫、2000年)
  • 『近世おんな旅日記』(吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、1997年)
  • 『会津藩の女たち―武家社会を生きた十人の女性像』(恒文社、1994年)
  • 『江戸時代の女たち 封建社会に生きた女性の精神生活』評論新社 1969

監修[編集]

  • 『江戸期おんな表現者事典』監修 桂文庫編・著 現代書館 2015

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ チラシができました”. みらいまホームページ. 2023年11月10日閲覧。
  2. ^ 「掛川の歴史研究家 柴さん 家康の姫 生涯たどる」『静岡新聞』、2024年1月10日、西部版、14面。