森岡利行

ウィキペディアから無料の百科事典

もりおか としゆき
森岡 利行
生年月日 (1960-04-01) 1960年4月1日(64歳)
出生地 大阪府八尾市[1]
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
職業 演出家映画監督
ジャンル 舞台、映画など
活動期間 1993年 - 現在
著名な家族 森岡栄治(叔父)
森岡朋奈(長女)
事務所 ストレイドッグ
公式サイト 森岡利行「監督日誌」
 
受賞
東京国際映画祭
「日本映画・ある視点」部門 特別賞
2007年子猫の涙
その他の賞
テンプレートを表示

森岡 利行(もりおか としゆき、1960年4月1日 - )は、日本脚本家映画監督演出家

経歴[編集]

大阪府八尾市出身。俳優業を経て1993年に劇団「ストレイドッグ」を結成する。1995年に「新・悲しきヒットマン」で脚本を書き、2000年に「クラヤミノレクイエム」で映画を監督し、2004年に映画化企画『路地裏の優しい猫』が第3回日本映画エンジェル大賞を受賞したのちに映画化されて、2008年に「子猫の涙」として公開された。第20回東京国際映画祭「日本映画 ある視点」部門で特別賞を受賞した。現在は脚本、映画監督、舞台演出などの活動が主である。日本シナリオ作家協会と日本映画監督協会の会員で文教大学情報学部広報学科講師である。

メキシコシティオリンピックボクシング競技バンタム級銅メダリストの森岡栄治叔父で、現森岡ボクシングジム会長の森岡和則は従兄弟にあたる。

監督作品[編集]

テレビドラマ[編集]

2005年
2009年
2015年
2016年
2017年

映画[編集]

2000年
2004年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2016年
2018年
2020年
2022年

その他 企画、監修作品[編集]

2015年
2016年

脚本作品[編集]

テレビドラマ[編集]

1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2005年
2006年
2009年
2012年
2018年

映画[編集]

1995年
1996年
1997年
1998年
2008年

ビデオドラマ[編集]

1995年
  • 『とんぼりの竜』 - 監督: 萩庭貞朗 - 出演: 永澤俊矢
  • 『ミナミの帝王 銀次郎VS悪徳弁護士』 - 監督: 萩庭貞朗 - 出演: 竹内力
1996年
1997年
  • 『史上最悪の兄弟 Part1』 - 監督: 辻裕之 - 出演: 岸本祐二
  • 『史上最悪の兄弟 Part2』 - 監督: 辻裕之 - 出演: 岸本祐二
1998年
  • 『極道戦国志 不動2』 - 監督: 福岡芳穂 - 出演: 谷原章介
  • 『極道戦国志 不動3』 - 監督: 福岡芳穂 - 出演: 谷原章介
2005年

舞台[編集]

1994年

“STRAYDOG”公演「暗闇のレクイエム」(演出兼任)

1996年
  • 東京ロックンパラダイス新人公演「真冬のブルー・ハワイ」
  • “STRAYDOG”公演「カノン」(演出兼任)
  • 東京ロックンパラダイス公演「BONDS OF AFFECTION」
1998年

「カノン」(森岡利行作、演出兼任)新宿シアターモリエール、大阪一心寺シアター

1999年

“STRAYDOG”公演「悲しき天使」(演出兼任)

2000年

“STRAYDOG”公演「路地裏の優しい猫」(演出兼任)

2002年
  • “STRAYDOG”公演「竜二 ~お父さんの遺した映画~」(演出兼任)
  • “STRAYDOG”公演「心は孤独なアトム」(演出兼任)
2004年

“STRAYDOG”公演「母の桜が散った夜」

2009年
2010年
  • 4月“STRAYDOG”プロデュース「母の桜が散った夜」
  • 8月ドラマデザイン社プロデュース「恋ばば 十四歳!」(演出補)
  • 9月“STRAYDOG”seedling(若手)「へなちょこヴィーナス」(高橋いさを作)
  • 10月“STRAYDOG”#20「ぼくんち」(西原理恵子原作)
2011年
  • 1月「軋み」(ブラジリー・アン山田作) - 出演: 金山一彦、芳本美代子
  • 4月“STRAYDOG”#21「女の子ものがたり」(西原理恵子原作)
  • 8月 STRAYDOG Produce「問題のない私たち」(牛田麻希原作)
2012年
  • 8月“STRAYDOG”プロデュース「路地裏の優しい猫」(演出兼任)
  • 12月“STRAYDOG”プロデュース「問題のない私たち」(牛田麻希原作)
2013年
  • 3月「へなちょこヴィーナス」(脚色・演出)
2014年
  • 2月“STRAYDOG”プロデュース「心は孤独なアトム」(演出兼任)
  • 3月“STRAYDOG”Seedling「へなちょこヴィーナス」(脚色・監修)
2016年
  • 4月“STRAYDOG”プロデュース「母の桜が散った夜」(演出兼任)
  • 11月“STRAYDOG”プロデュース「悲しき天使」(原作:山之内幸夫、脚本・演出)
2017年
  • 2月“STRAYDOG”プロデュース「アオイの花」(演出兼任)
  • 3月“STRAYDOG”プロデュース「海街diary」(原作:吉田秋生、脚本・演出)
  • 6月“STRAYDOG”番外公演「あなたには帰る家がある」(演出兼任)
  • 8月“STRAYDOG”プロデュース「夕凪の街 桜の国」(原作:こうの史代、脚本・演出)
2018年
  • 1月“STRAYDOG”プロデュース「心は孤独なアトム」(演出兼任)
  • 4月“STRAYDOG”Produce=春の二本立て公演!=「母の桜が散った夜」「閨房のアライグマ」(演出兼任)
  • 10月“STRAYDOG”プロデュース「竜二 ~お父さんの遺した映画~」(原作:生江有二、脚本・演出)
2019年
  • 12月“STRAYDOG”プロデュース「悲しき天使」(原作:山之内幸夫、脚本・演出)
2020年
  • 5月“STRAYDOG”プロデュース「路地裏の優しい猫」(演出兼任)※東京公演はコロナ禍福で中止
  • 10月“STRAYDOG”本公演「幸せになるために」(演出兼任)
2021年
  • 4月“STRAYDOG”プロデュース「路地裏の優しい猫」<振替公演>(演出兼任)
  • 8月“STRAYDOG”プロデュース「夕凪の街 桜の国」(原作:こうの史代、脚本・演出)
2022年
  • 1月“STRAYDOG”プロデュース「アオイの花」(演出兼任)
  • 1月“STRAYDOG”プロデュース「絶叫」(原作: 葉真中顕、演出兼任)
  • 3月“STRAYDOG”プロデュース「海街diary」(原作:吉田秋生、脚本・演出)
  • 8月“STRAYDOG”プロデュース「幸せになるために」(演出兼任)

テレビ出演[編集]

テレビドラマ[編集]

バラエティ他[編集]

受賞歴[編集]

映画[編集]

  • 上京ものがたり』 - 第5回沖縄国際映画祭出品
  • 『子猫の涙』 - 第3回日本映画エンジェル大賞(角川出版事業振興基金信託)、第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」特別賞受賞
  • 『問題のない私たち』 - アジア太平洋映画祭出品
  • 『群狼の系譜』 - ベルリン国際映画祭ヨーロピアン・フィルム・マーケット、カンヌ国際映画祭フィルム・マーケット出品。ウィーン・VIENNALE、ポルトガル・オポルト国際映画祭、アジア太平洋映画祭招待。フランス・パリ、カルチェラタン、トゥールーズにて公開。
  • 『BLUESHARP』 - バンクーバー映画祭正式招待
  • 『鬼火』 - 湯布院、トロント、バンクーバー、オルレアン、ロンドン、ロッテルダム、ソウル国際映画祭出典 - 第19回ヨコハマ映画祭 (作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・日本映画ベストテン第1位)、第23回おおさか映画祭 (作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・日本映画ベストテン第1位) 、第52回毎日映画コンクール(主演男優賞)、 '97年キネマ旬報ベストテン(日本映画監督賞・日本映画ベストテン第5位・主演男優賞第2位・助演女優賞第3位・脚本賞第6位)、第8回文化庁優秀映画、'97年度日本映画プロフェッショナル大賞(主演男優賞)
  • 『チンピラ』 - 東京国際映画祭アジア秀作週間出典。テサロニキ、ソチ国際映画祭インターナショナルコンペティションあおもり映画祭、トリノ国際映画祭特別上映、香港、シンガポール、メルボルン、ロッテルダム、湯布院映画祭招待上映
  • 『極道戦国志 不動』 - ポルトガル、カナダ、トロント、ヘルシンキ、スウェーデン、イタリア、アメリカ、ベルギー、フランス、各映画祭招待上映
  • 『新・悲しきヒットマン』 - バンクーバー映画祭正式出展作品、第5回日本映画プロフェッショナル大賞(作品賞・監督賞・主演男優賞受賞)

TV[編集]

  • NHK『ビタミンF ゲンコツ』 - ギャラクシー賞月間賞受賞
  • NHKハイビジョンサスペンス『コウノトリ なぜ紅い』 - 文化庁芸術祭参加作品
  • NTV『シンデレラは眠らない』連続ドラマ - 「第3回日刊スポーツ・ドラマグランプリ作品賞」1〜3月期第3位/年間作品賞ベスト7

脚注[編集]

  1. ^ 森岡組撮影”. 森岡利行「監督日誌」 (2009年7月16日). 2012年11月30日閲覧。

外部リンク[編集]