水の中の八月
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『水の中の八月』(みずのなかのはちがつ)は、関川夏央の短篇小説集、およびその表題作である。単行本は、1989年(平成元年)に講談社より出版された。表題作は1998年にテレビドラマ化されている。
収録作品
[編集]- 水の中の八月
- 慶州バスターミナル
- 一九六三年の四月
- 感傷的七月
- 一九八六年の冬
- 韓国からのラブレター
- 青い流れのその向こう
テレビドラマ
[編集]『水の中の八月』は、上記の短篇小説を原作とする、1998年(平成10年)にNHKで放送されたハイビジョンドラマ[1][2][3]。国内外で多数の賞を受賞している。
放送ライブラリーで作品が公開されている[4]。
キャスト
[編集]- 平山健治(18) - 水橋研二
- 橋本礼子(18) - 伊藤歩
- 新井博(18) - 関野吉記
- 国村潤一郎(50) - 大杉漣
- リエ(24) - 柳愛里
- 平山恵利子(26) - 真弓倫子
- 長谷川一夫(41) - 塩見三省
- 片岡礼子
- 坂本宏和 (37) - 光石研
- 渡辺哲
- 明子(43) - 芹明香
- 雫石(43) - モロ師岡
- 清水大敬
- 大道芸人 - ギリヤーク尼ヶ崎
- 若松孝二
- 友川かずき
- 寺田農
- 平山幸二(50) - 林隆三
スタッフ
[編集]- 原作 - 関川夏央[1][3][4]
- 脚本 - 加藤正人[1][3][4]
- 音楽 - 都留教博[3][4]
- 制作統括 - 吉川幸司[4]
- 撮影 - 今井輝[4]、小高文夫[4]
- 照明 - 大沼雄次[4]
- 美術 - 稲葉寿一[3][4]
- 編集 - 水島清子[4]
- 技術 - 飛地茂[3][4]
- 音声 - 大塚豊[4]
- 音響効果 - 加藤直正[3][4]
- 演出 - 高橋陽一郎[1][3][4]
その他
[編集]- 第39回 ギリシャ・テッサロニキ国際映画祭ゴールデン・アレクサンダー賞(最優秀外国作品賞)、国際批評家連盟賞
- 第46回 サン・セバスティアン国際映画祭新人監督賞[1]
- 第15回 ベルギー・モンス国際映画祭最優秀脚本賞
- 第2回 NHK アジア・フィルム・フェスティバル正式出品作品
脚注
[編集]- ^ a b c d e 「NHKトピックス」『放送教育』第53巻第8号、日本放送教育協会、1998年11月1日、72 - 73頁、NDLJP:2340909/37。
- ^ 「撮影報告--ハイビジョン 水の中の八月 / 小高文夫」『映画撮影』第140号、日本映画撮影監督協会、1999年2月20日、28 - 31頁、NDLJP:7954705/16。
- ^ a b c d e f g h 日本放送協会放送文化研究所 (メディア情報) 編『NHK年鑑'99』日本放送出版協会、1999年11月30日、135頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 放送ライブラリー program番号:160372