汐見夏衛

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汐見 夏衛
(しおみ なつえ)
誕生 日本の旗 鹿児島県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 恋愛小説
青春小説
代表作あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
主な受賞歴 第1回野いちご大賞
デビュー作 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
ウィキポータル 文学
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汐見 夏衛(しおみ なつえ)は、日本小説家[1]鹿児島県出身、愛知県在住[1]

経歴・人物[編集]

愛知県で高校の国語教師として勤務を始めて3年ほど経ち、仕事にも慣れてきた頃、ケータイ小説を書いている知人を通じて、ケータイ小説サイト「野いちご」に出会う[1][2]。2013年頃から趣味として休日に小説の執筆をスタートし、2016年7月に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫)でデビュー[1]

2017年3月には、「野いちご」にて開催された小説コンテストで『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が「野いちご大賞」を受賞し、同年6月にスターツ出版から刊行された[3][4]

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は2023年9月に、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は同年12月に映画化・公開された[5][6]

高校教師としての経験をもとに、悩み疲れた心を解きほぐす作品を目指して、執筆活動をしている[7][8]

作品リスト[編集]

書籍[編集]

  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2016年7月、〈スターツ出版文庫〉/ 2023年6月、スターツ出版〈単行本〉)
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2017年6月、スターツ出版〈単行本〉/ 2020年5月、〈スターツ出版文庫〉)
  • だから私は、明日のきみを描く(2018年1月、スターツ出版〈単行本〉/ 2020年11月、〈スターツ出版文庫〉)
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを(2018年8月、〈スターツ出版文庫〉
  • まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい(2019年2月、スターツ出版〈単行本〉/ 2021年4月、〈スターツ出版文庫〉)
  • 僕の永遠を全部あげる(2019年4月、一迅社〈単行本〉)
  • 明日の世界が君に優しくありますように(2019年6月、スターツ出版〈単行本〉/ 2021年9月、〈スターツ出版文庫〉)
  • 君はきっとまだ知らない(2019年12月、スターツ出版〈単行本〉/ 2022年4月、〈スターツ出版文庫〉)
  • ないものねだりの君に光の花束を(2020年6月、KADOKAWA〈単行本〉)
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。(2020年12月、〈スターツ出版文庫〉)
  • さよなら嘘つき人魚姫(2021年1月、一迅社〈単行本〉)
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2021年5月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
  • 雨上がり、君が映す空はきっと美しい(2021年10月、スターツ出版〈単行本〉)
  • 真夜中の底で君を待つ(2021年10月、〈幻冬舎文庫〉)
  • 臆病な僕らは今日も震えながら(2021年12月、〈実業之日本社文庫〉)
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 上(2022年8月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 下(2022年8月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ(2023年3月、KADOKAWA)
  • だから私は、明日のきみを描く(2023年7月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 〜Another Stories〜(2023年7月、〈スターツ出版文庫〉)
  • さよならごはんを今夜も君と(2023年8月、〈幻冬舎文庫〉)

アンソロジー作品[編集]

「」内が著者の作品。

  • 「君のかけらを拾いあつめて」 - きみに、涙。 スターツ出版文庫 7つのアンソロジー①(2019年4月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
  • 「うそつきラブレター」 - 卒業 桜舞う春に、また君と(2022年2月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
  • 「だれか教えて、生きる意味を 」 - わたしを変えた夏(2022年7月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
  • 「君の傷痕が知りたい」 - 君の傷痕が知りたい(2022年10月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
  • 「ポテトチップス恋愛論」 - 5分後に世界が変わる 5分ですき間読書シリーズ(2023年7月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
  • 「彼の秘密とわたしの秘密」 - 青に沈む君にこの光を(2023年11月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。

メディア展開[編集]

漫画化作品[編集]

  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(作画)柚木ウタノ(2018年2月、集英社りぼんマスコットコミックス〉)
    • 「野いちご大賞」 受賞作として、りぼん増刊号にてコミカライズが決定され、 柚木ウタノ作画により、2017年「夏の大増刊号 りぼんスペシャル バニラ」に前編[9]、「夏の大増刊号 りぼんスペシャル ミント」に後編が掲載された[10]
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(作画)マツセダイチ(2022年7月 - 9月、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉)
    • 「電撃コミック レグルス」(2021年9月17日 - 2022年7月15日)
  • さよなら嘘つき人魚姫(作画)杏堂まい(2023年4月 - 2024年1月、一迅社〈comic POOL〉)
    • 「comic POOL」2022年8月19日 - 2023年12月29日。

映画化作品[編集]

受賞[編集]

  • 第1回野いちご大賞 [3]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 汐見夏衛”. ダ・ヴィンチweb. KADOKAWA (2019年11月18日). 2023年7月14日閲覧。
  2. ^ 泣ける小説として読者&書店員から熱い支持!『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』汐見夏衛インタビュー”. ダ・ヴィンチweb. KADOKAWA (2017年12月6日). 2023年7月14日閲覧。
  3. ^ a b 「野いちご大賞」 受賞作決定! 大賞は 汐見 夏衛さんの『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』 スターツ出版より書籍化』(プレスリリース)スターツ出版株式会社、2017年3月16日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000824.000000607.html2023年7月15日閲覧 
  4. ^ 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく”. noichigo. スターツ出版. 2023年7月17日閲覧。
  5. ^ a b “恋愛小説『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』映画化、JO1白岩瑠姫&久間田琳加W主演”. FASHION PRESS (株式会社カーリン). (2023年3月13日). https://www.fashion-press.net/news/100884 2023年7月17日閲覧。 
  6. ^ a b “福原遥×水上恒司W主演で「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」映画化、女子高生と特攻隊員の恋物語”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2023年5月15日). https://natalie.mu/eiga/news/524461 2023年7月17日閲覧。 
  7. ^ “【学生に読んでほしい作家No.1】汐見夏衛の最新小説『ないものねだりの君に光の花束を』6月18日より発売中! ラストシーンに、きっと涙する。読後、世界が輝いて見える希望の物語。”. KADOKAWA文芸WEBマガジン カドブン (KADOKAWA). (2020年6月19日). https://kadobun.jp/news/press-release/g9cqqfdycbkg.html#:~:text=%E8%91%97%E8%80%85%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%20%E6%B1%90%E8%A6%8B%E5%A4%8F%E8%A1%9B,%E6%9C%80%E3%82%82%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%80%82 2023年7月15日閲覧。 
  8. ^ 12/8公開!『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』原作者・汐見夏衛を迎えてのトークイベントを開催”. FLING POSTMAN PRESS. 株式会社 win*key (2023年12月7日). 2023年12月11日閲覧。
  9. ^ 夏の大増刊号 りぼんスペシャル バニラ(2017/08発売)”. 紀伊國屋書店. 株式会社紀伊國屋書店. 2023年7月17日閲覧。
  10. ^ 夏の大増刊号 りぼんスペシャル ミント(2017/09発売)”. 紀伊國屋書店. 株式会社紀伊國屋書店. 2023年7月17日閲覧。

外部リンク[編集]