池田学 (画家)

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池田 学(いけだ まなぶ、1973年昭和48年〉10月28日生- )は、日本画家。カラーインクとペンを用いたボリューム感のある緻密描写が特徴的。

アクリル顔料インク、丸ペン、フランス製美術用紙「アルシュ」を使い作品を描く[1]。全体の下絵は描かずイメージしながら緻密に描くため、1日(8時間)に描けるのは10センチメートル四方ほど[2]

趣味はロッククライミング、フリースタイルスキー、登山[3]

経歴

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1973年、佐賀県多久市に生まれる。佐賀北高校芸術コースを卒業[4]東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、2000年に東京藝術大学大学院修士課程修了。2001年、「再生」が第4回はままつ全国絵画公募展大賞ならびに佐賀銀行文化財団新人賞を受賞。2011年より文化庁芸術家在外研修員としてバンクーバーに滞在し、2013年よりアメリカ・ウィスコンシン州マディソンにあるチャゼン美術館英語版にて滞在し、制作を行っている[5]

2000年から10年間、朝日新聞法廷画家をしており、オウム事件ライブドア事件などの法廷画を描いている[6][7]

主な作品

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  • 「厳ノ王」(1998年卒業制作)
  • 「再生」(2001年) 160.5cm×161cm 浜松市美術館
  • 「存在」(2004年) 145cm×210cm
  • 「くさかまきり」(2004年) チャゼン美術館蔵
  • 「方舟」(2005年)89.5×130.5cm 森美術館
  • 「興亡史」(2006年)200cm×200cm 高橋コレクション蔵
  • 「予兆」(2008年)190×360cm
  • 「Meltdown」(2013年) チャゼン美術館蔵

外部リンク

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脚注

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  1. ^ artscape 「池田学《再生》──ペン画が編み出す自然と文明の神話「吉川利行」」 影山幸一に記述あり
  2. ^ Round About 第60回池田学に記述あり
  3. ^ 池田学「興亡史」「二の丸御殿」を絵解き”. 2020年11月19日閲覧。
  4. ^ 画家の池田学氏が山口知事を訪問されます”. 佐賀県. 2020年11月18日閲覧。
  5. ^ 池田 学 / IKEDA Manabu – MIZUMA ART GALLERY”. 2020年11月18日閲覧。
  6. ^ 「文春オンライン」編集部. “「麻原彰晃がただのモチーフになるとき」国際的アーティスト池田学が語る“法廷画家時代””. 文春オンライン(2017年9月25日). 2019年1月8日閲覧。
  7. ^ 巨大画面と針のペン先。”. ほぼ日刊イトイ新聞. 2022年1月30日閲覧。