渡辺和行
ウィキペディアから無料の百科事典
渡辺 和行(わたなべ かずゆき、1952年 - )は、日本の政治学者、歴史学者。専門はフランス現代史。奈良女子大学文学部教授。
来歴
[編集]岐阜県生まれ。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。香川大学法学部教授を経て現職。2002年、京都大学博士(法学)。論文は「フランス人とスペイン内戦 : 不干渉と宥和 」[1]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『ナチ占領下のフランス――沈黙・抵抗・協力』(講談社選書メチエ、1994年)
- 『ホロコーストのフランス――歴史と記憶』(人文書院、1998年)
- 『フランス人とスペイン内戦――不干渉と宥和』(ミネルヴァ書房、2003年)
- 『エトランジェのフランス史――国民・移民・外国人』(山川出版社、2007年)
- 『近代フランスの歴史学と歴史家――クリオとナショナリズム』(ミネルヴァ書房、2009年)
- 『ド・ゴール』(山川出版社「世界史リブレット」、2013年)
- 『フランス人民戦線 反ファシズム・反恐慌・文化革命』(人文書院、2013年)
- 『ドゴールと自由フランス 主権回復のレジスタンス』(昭和堂、2017年)
共著
[編集]共編著
[編集]- (谷川稔)『近代フランスの歴史――国民国家形成の彼方に』(ミネルヴァ書房, 2006年)
訳書
[編集]- ロバート・O・パクストン『ヴィシー時代のフランス――対独協力と国民革命 1940-1944』(柏書房, 2004年)
参考
[編集]脚注
[編集]- ^ 博士論文書誌データベース