湯浅慎一

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湯浅慎一(湯浅愼一、ゆあさ しんいち、1938年10月5日- )は、日本の哲学者、京都府立医科大学名誉教授。 彼は2022年2月28日に亡くなりました。

略歴[編集]

北海道生まれ。上智大学法学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。ドイツ・ケルン大学法学部卒業(1969年法学博士)。ドイツ・ケルン大学哲学部卒業(1976年哲学博士)。信州大学教育学部助教授、京都府立医大学教授、2002年定年退官、名誉教授、大阪樟蔭女子大学教授を務めた[1]

著書[編集]

  • 『不思議な国の不思議な文化 日本人と西欧人』太陽出版 1978
  • 『知覚と身体の現象学』太陽出版 1978
  • 『愛と価値の現象学 生産主義的存在論を超えて』太陽出版 1979
  • 『「考える」とは何か 青年のための哲学と倫理』太陽出版 1980
  • 『ラインからきた妻と息子』文化出版局 1982 のち中公文庫
  • 『知覚と身体の現象学 身体の意味とそのメタモルフォーゼ』太陽出版 1984
  • 『身体の現象学』世界書院 1986
  • 『フリーメイソンリー その思想、人物、歴史』1990 中公新書
  • 『日本はなぜ孤立するのか 西欧との比較にみる日本の強さと弱さ』太陽出版 1993
  • 『日常世界の現象学 身体の三相構造の視点から』太陽出版 2000
  • 『「考える」とは何か 科学論から倫理学まで 哲学入門』太陽出版 2003
  • 『秘密結社フリーメイソンリー』太陽出版 2006
  • 『ドイツ観念論の実践哲学』湯浅愼一 晃洋書房 2006
  • 『涙の谷にも花咲き乱れ 私のキリスト教、ドイツ留学、日本』素人社 2012
  • 『認識論から存在論へ わかりやすい哲学入門』湯浅愼一 晃洋書房 2017
共著

翻訳[編集]

  • G.アレン『Insider : 誰もそれを<陰謀>とは知らない』太陽出版 1984
  • ジョルジュ・スニデルス『わが子を愛するのはたやすいことではない』細川たかみ共訳 法政大学出版局 1985
  • G.アレン, L.エブラハム『Insider : <世界統一>を謀る恐怖のシナリオ』part 1-2 太陽出版 1987
  • W.P.ホーア『「世界政府」の胎動 陰謀に彩られた現代史 Insider3』太陽出版 1991
  • J.F.マクマナス『見えざる政府CFR ホワイトハウスを操る指令塔』太陽出版 1993

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』1987、2002