田辺文雄

ウィキペディアから無料の百科事典

田辺 文雄(たなべ ふみお)は作曲家、バンド「PinkSardine」のリーダー・ギタリスト

PlayStation チョロQシリーズ、闘神伝1海外版〜2以降の楽曲制作とギター演奏など行い、他アーティストのサポート、作曲、編曲などを行う傍ら、PinkSardineでキーボード&コーラスを担当していたSoukoが演奏する二胡と自身の弾くギターで構成されるPinkSardineのスピンオフユニット「睡蓮」でも音楽活動を行なっている。

概要

[編集]

3歳よりピアノを習い、高校時代にギターを始め、すぐに作曲活動を開始。ミューズ音楽院ヴォーカル科に入学。卒業後も他職種で就労しながらライブ活動を続けていた。たまたま手に取った就職情報誌に作曲の文字があり、そこにデモテープ(手弾き)で応募したことがゲーム音楽作家になった経緯[1]

タムソフト所属時に「闘神伝シリーズ」、「チョロQシリーズ」などのゲームの音楽制作に携わり、E-GAME所属時の「チョロQ ワンダフォー」は効果音を含めたサウンドをすべて一人で制作[2]している。その後もチョロQシリーズのHG2、HG3の全ての作曲と効果音を全て1人で制作。カーラジオはゲーム中の仮想24時間を現実の1時間として3chのラジオ局から、本人とPinkSardineメンバーによる番組なども制作。PinkSardineの楽曲も挿入され、特にゲーム内容に似つかわしくない「爪痕」「BlueSky」などの曲は未だに多くのファンがオリジナルCDなどにより聴いている。

ロックバンド「PinkSardine」のバンドマスターを務めており、他にもサポートギターとしてライブ出演や楽曲提供。2017年2月からはPinkSardineのキーボーディスト&コーラスのSoukoが弾く二胡とギターのユニット「睡蓮」の活動もしている。しかし現在、難治性慢性全身疼痛疾患の線維筋痛症に罹患し治療療養中。

携わった作品

[編集]

ゲーム

[編集]
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2002年
  • チョロQ HG2
  • チョロQ HG3

ディスコグラフィ

[編集]
  • 闘神伝2 ゲーム・サウンドトラック
  • チョロQ3 オリジナル・サウンド・コレクション+SE集 Vol.1 爆走編
  • チョロQ3 オリジナル・サウンド・コレクション+SE集 Vol.2 激走編
  • チョロQワンダフォー! オリジナルサウンドトラック

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ DTM magazine 1999年10月号 Vol.64、寺島情報企画、1999年10月01日、23頁
  2. ^ 「チョロQワンダフォー!」オリジナル・サウンドトラック、1999年、ブックレットより

外部リンク

[編集]