直接製鋼法

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直接製鋼法(ちょくせつせいこうほう)とは、たたら製鉄の一種で、銑鉄を作らずに、原料から直接、粗鋼を作る方法。ケラ押し法ともいう[1]

工程[編集]

直接製鋼法(ケラ押し法)は酸性でチタン成分の少ない真砂砂鉄を原料とする[1]。低温還元のため不純物混入が少ない。こうして作られた鋼は鍛造により日本刀や高級刃物となる[1]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 井沢省吾『エピソードで読む 日本の化学の歴史』秀和システム、2015年、36頁。