相原恭子

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相原 恭子
生誕 日本の旗 日本 神奈川県横浜市
教育 慶應義塾大学文学部哲学科卒業
職業 作家写真家
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相原 恭子(あいはら きょうこ)は、日本著作家写真家

経歴[編集]

神奈川県立外語短期大学付属高等学校慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業[1]ドイツ政府観光局勤務を経て、1994年より作家・写真家活動に入る。エッセイやノンフィクションと写真を組み合わせた著書を発表。ヨーロッパ、京都花街、ビールを中心とする食文化などをテーマに執筆、写真撮影、講演を続ける。京都花街に関しては、日本在住の日本人で、ヨーロッパ文化に精通し、英語で原稿を書き、写真も撮影できる人を探していた「Carlton Books, London, UK」から依頼を受けて、撮影・執筆を開始。2000年に英語の著書「Geisha - A living tradition」(Carlton Books, London, UK) が刊行され、ハンガリー語、フランス語、ポーランド語に翻訳され、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアなど各国で刊行されている。その後、日本国内でも、文藝春秋、小学館、弘文堂、淡交社などから京都花街に関する著書が刊行され、2011年には国際交流基金やその他のスポンサーの助成・後援により、エストニアとハンガリーで、京都花街と着物に関する写真展を講演会が開催。2015年3月には国際交流基金、その他のスポンサーの助成・後援によりスペイン7都市の大学や文化センターにて講演会「日本文化の豊かさ 京都花街 舞妓と芸妓の世界」が開催。[2] 2021年にはエストニアにおいて二回目となる写真展「The Essence of Japanese Beauty」が開催。 

著作物[編集]

著書(洋書)[編集]

  • "Geisha A living tradition" Carlton Books Ltd, ISBN 1858689376 (Hardcover) in English
  • "The World of Geisha" Periplus Editions Ltd (Tuttle), ISBN 4805306114 (Hardcover) in English
  • "The World of Geisha" Seven Oaks, ISBN 1862000662 (Hardcover) in English
  • "Geisha – Une tradition vivante" Soline edition, ISBN 2876774313 (Hardcover) in French
  • "Geisha – A living tradition" New Holland, ISBN 1864366575 (Hardcover) in English
  • "Gesak – Elo hagyomany" DEE-SIGN, ISBN 9630037432 (Hardcover) in Hungarian
  • "Geisha – A living tradition" Carlton Books Ltd, UK, ISBN 1844424901 (Paper Back) in English
  • "GEJSZA - Żywa tradycja" Świat Książki, ISBN 8373914641 (Hardcover) in Polosh
  • "Kahekone Kimonoga/Dialogue with Kimono" Estonia-Japan Association, ISBN 9789949300105 (Paper Back) in Estonian and in English

著書(和書)[編集]

<ヨーロッパ>

  • 『ドイツファンタスティック街道夢紀行』 東京書籍 ISBN 4487794072
  • 『ドイツここが見たい!10都市紀行 』 東京書籍 ISBN 4487794897
  • 『ウェッジウッド物語』 日経BP社 ISBN 4822226794

<ビールと食文化>

  • 『ドイツ地ビール夢の旅』 東京書籍 ISBN 4487792800 
  • 『ベルギーグルメ物語—ベルギーはなぜ美味しい?』 主婦の友社 ISBN 4072213403
  • 『ヨーロッパお菓子紀行』 日本放送出版協会 ISBN 4140806648
  • 『もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ (岩波アクティブ新書)』 岩波書店 ISBN 4007000247
  • 『ヨーロッパの首都 ベルギー美味しい旅 (Shotor Travel) 』 小学館 ISBN 4093432015
  • 『あ!ビールだ!!』 静岡新聞社 ISBN 4783891028

<京都花街>

共著[編集]

  • 『イギリス陶磁器紀行—華麗なる王室御用達の世界 (旅名人ブックス)』 共著者:中島賢一邸景一 日経BP企画 第2版
  • 『オーストリー 優雅なロングステイの愉しみ』 インフォメーション:オーストリー大使館商務部 文・写真:相原恭子 東京書籍[3]

海外における写真展・講演会ほか[編集]

  • 2011年9月(平成23年9月) ハンガリー/首都ブダペスにて。 「着物との対話」 (写真展・着物展・講演会。 於:モホイ=ナジ芸術大学「ポントン・ギャラリー」。 主催:モホイ=ナジ芸術大学、シュディ社)
  • 2011年9月~10月(平成23年9月~10月) エストニア/首都タリンにて。 「着物との対話」 (写真展:於「ギャラリー・アトリウム」。 主催:エストニア日本友好協会、協賛:在エストニア日本国大使館、助成:国際交流基金海外展助成)(講演会:於「KUMU・エストニア国立美術館。 主催:在エストニア日本国大使館、エストニア日本友好協会)
  • 2015年3月13日~26日(平成27年3月13日~26日) スペイン各地の大学、文化センターにて講演会(全7回)[4]「知っていそうで知らない日本文化 ~日本文化の豊かさ 京都花街 舞妓・芸妓の世界~」 主催:国際交流基金マドリード日本文化センター 後援:各大学、kyocera、日本大使館   第1回 サラゴサ大学(サラゴサ)、第2回 カサ・アジア(バルセロナ)、第3回 グラナダ大学(グラナダ)、第4回 マラガ大学(マラガ)、第5回 セヴィリア大学(セビリア)、第6回 サンティアゴ大学(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)、第7回 国際交流基金マドリード日本文化センター(マドリード)
  • 2021年6月11日~11月21日(令和3年6月11日~11月21日) エストニア/首都タリンにて。 「The Essence of Japanese Beauty」(写真展:於「ADAMSON-ERIC MUSEUM」。[5] [6]

脚注[編集]

  1. ^ 相原 恭子”. www.facebook.com. 2022年2月8日閲覧。
  2. ^ 著作(当ウィキペディアに掲載されているすべての著書に明示されている略歴、「三田評論」2008年1月号No.1108/P.92 <執筆ノート 「未知の京都ー舞妓と芸妓」> 相原恭子 ”作家・塾員” との明示)などや、「日本紳士録」(交詢社出版局。2007年4月刊行/第80版)に公開されている略歴<以下抜粋:相原恭子 作家・写真家。神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。ドイツ留学・ドイツ政府観光局勤務。>、NHK/Eテレ2007年7月放送・毎週木曜日・4回シリーズ「知るを楽しむ 歴史に好奇心 ~京都花街 歴史をつくった奥座敷~ 案内人:相原恭子」の番組内での経歴紹介と同番組テキストに掲載されている略歴、NHKラジオ第一「深夜便」2014年9月21・22日放送<明日へのことば>~私の心をとらえたドイツの魅力・京都の魅力/相原恭子~で紹介された経歴など
  3. ^ 東京書籍
  4. ^ 国際交流基金マドリード日本文化センターのHP・講演会パンフレット、および各開催地のHPより

外部リンク[編集]

  • 相原恭子のホームページ
  • 相原恭子のフェイスブック
  • [1](「ポントン・ギャラリー」(ブダペスト/ハンガリー 相原恭子 写真展・着物展・講演会)
  • [2](「ローリング・イン・ブダペスト」(ブダペスト/ハンガリー 相原恭子 写真展・着物展・講演会)
  • [3](「Geisha」の著者 相原恭子)
  • [4](小学館 著者・作家を50音からさがす 相原恭子)
  • [5]
  • [6]