石崎嘉彦
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石崎 嘉彦(いしざき よしひこ、1948年 - )は、日本の哲学者・倫理学者。専攻は、哲学・倫理学・政治哲学[1]。学位は、博士(文学)(広島大学・2009年)(学位論文「倫理学としての政治哲学 ひとつのレオ・シュトラウス政治哲学論」)。摂南大学名誉教授。
人物
[編集]京都府相楽郡木津町(現・木津川市)生まれ。1974年鹿児島大学法文学部倫理学専攻卒、1982年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。摂南大学言語文化部助教授、教授、外国語学部教授を歴任して、2014年に摂南大学を定年退職し同大学名誉教授。2016年より大和大学政治経済学部教授。2009年、「倫理学としての政治哲学 ひとつのレオ・シュトラウス政治哲学論」で広島大学から博士(文学)の学位を取得。
著書
[編集]- 『倫理学としての政治哲学 ひとつのレオ・シュトラウス政治哲学論』(ナカニシヤ出版、叢書<フロネーシス>) 2009
- 『ポストモダンの人間論 歴史終焉時代の知的パラダイムのために』(ナカニシヤ出版) 2010
- 『政治哲学と対話の弁証法 ヘーゲルとレオ・シュトラウス』(晃洋書房) 2013
共編著
[編集]- 『人間論の21世紀的課題 応用倫理学の試練』(山内広隆共著、ナカニシヤ出版) 1997
- 『知の21世紀的課題 倫理的な視点からの知の組み換え』(石田三千雄, 山内廣隆共編、ナカニシヤ出版) 2001
- 『ポストモダン時代の倫理』(紀平知樹, 丸田健, 森田美芽, 吉永和加共著、ナカニシヤ出版、シリーズ<人間論の21世紀的課題>) 2007
- 『グローバル世界と倫理』(太田義器, 三浦隆宏, 西村高宏, 河村厚, 山田正行共著、ナカニシヤ出版、シリーズ<人間論の21世紀的課題>) 2008
翻訳
[編集]- 『政治学としての解釈学』(スタンレー・ローゼン、監訳、ナカニシヤ出版、叢書<フロネーシス>) 1998
- 『道徳の哲学者たち 倫理学入門』(リチャード・ノーマン、塚崎智, 樫則章共監訳、ナカニシヤ出版) 2001
- 『レオ・シュトラウスと神学 - 政治問題』(ハインリッヒ・マイアー、飯島昇藏, 太田義器共監訳、晃洋書房) 2010
レオ・シュトラウス
[編集]- 『自然権と歴史』(レオ・シュトラウス、塚崎智共訳、昭和堂、テオレイン叢書) 1988、のちちくま学芸文庫
- 『政治哲学とは何か レオ・シュトラウスの政治哲学論集』(レオ・シュトラウス、昭和堂、テオレイン叢書) 1992
- 『古典的政治的合理主義の再生 レオ・シュトラウス思想入門』(L・シュトラウス、T・L・パングル編序、監訳、ナカニシヤ出版、叢書<フロネーシス>) 1996
- 『僭主政治について』(レオ・シュトラウス、飯島昇藏, 面一也, 金田耕一共訳、現代思潮新社) 2006 - 2007
- 『リベラリズム 古代と近代』(レオ・シュトラウス、飯島昇藏と訳者代表、ナカニシヤ出版、叢書<フロネーシス>) 2006
- 『政治哲学とは何であるか? とその他の諸研究』(レオ・シュトラウス、飯島昇藏, 近藤和貴, 中金聡, 西永亮, 高田宏史共訳、早稲田大学出版部) 2014
脚注
[編集]- ^ 『政治哲学と対話の弁証法』(著者紹介、『現代日本人名録』2002年
外部リンク
[編集]- 石崎嘉彦のホームページ - ウェイバックマシン(2009年12月28日アーカイブ分)