石狩湾新港発電所
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石狩湾新港発電所 | |
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種類 | 火力発電 |
電気事業者 | 北海道電力 |
所在地 | 日本 北海道小樽市銭函5丁目 |
北緯43度11分40秒 東経141度16分27秒 / 北緯43.19444度 東経141.27417度座標: 北緯43度11分40秒 東経141度16分27秒 / 北緯43.19444度 東経141.27417度 | |
1号機 | |
発電方式 | ガスタービンエンジン及び汽力(コンバインドサイクル発電) |
出力 | 569,400 kW |
燃料 | 液化天然ガス(LNG) |
冷却水 | 海水 約 13 m³ / 秒 |
熱効率 | 約62%(低位発熱量基準)[1] |
着工日 | 2015年 |
営業運転開始日 | 2019年2月27日[2] |
石狩湾新港発電所(いしかりわんしんこうはつでんしょ)は、北海道小樽市にある液化天然ガスの火力発電所。
概要
[編集]北海道電力が既設の火力発電所の経年化や燃料種の多様化、電力を分散化して安定供給を図るため、石狩湾新港の西地区に同社初の液化天然ガス(LNG)による発電所を建設した[3]。燃料の液化天然ガス(LNG)は、石狩湾新港の中央地区(所在地は石狩市)において北海道ガスが運営している「石狩LNG基地」からガス導管を通じて供給している。
2019年(平成31年)に1号機の営業運転を開始したが、3号機までの建設計画があり、3基すべてが運転を開始すると総出力が約170万キロワットとなり、北海道内最大級の発電所となる予定である[4]。
設備
[編集]1号機
2号機
3号機
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『北海道電力株式会社 石狩湾新港発電所1号機が営業運転を開始』(プレスリリース)東芝エネルギーシステムズ、2019年2月27日 。2019年3月25日閲覧。
- ^ 『石狩湾新港発電所1号機の営業運転開始について』(プレスリリース)北海道電力、2019年2月27日 。2019年3月25日閲覧。
- ^ “LNG(液化天然ガス)火力発電所〜石狩湾新港発電所〜”. 北海道電力. 2019年3月25日閲覧。
- ^ 「高効率火力の運転開始へ所員一丸〜北海道電力 石狩湾新港発電所〜」(PDF)『Enelog Vol.34』、電気事業連合会、2019年1月、7頁、2019年3月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “石狩湾新港発電所の概要”. 北海道電力. 2019年3月25日閲覧。