祇園漬け

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祇園漬け(ぎおんづけ)は、シロウリ漬物漬け)である。

概要[編集]

『料理調法集』(江戸時代)によれば、シロウリ1本を6個ほどに輪切りにし、中身をさらい、1夜、塩押しにし、翌日、縄を通していちにち日に乾し、次の日、酒で洗って容器に詰め、上酒をひたひたに入れ、好みで砂糖を加え、密閉して60日ほど後に用いる。ただし10日ほどして見て酒が減っていたならば、酒を足す。そして丸漬けのウリショウガミョウガチョロギなどもそのなかに漬け込むとよいという。

のち、異物同名の「祇園漬け」が行なわれている。

参考文献[編集]

  • 『料理調法集』漬物之部