神代和欣
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神代 和欣(こうしろ かずよし、1932年 - 2018年11月29日)は、日本の経済学者。横浜国立大学名誉教授。専攻は、労働経済学、労使関係。本名は、和俊(かずとし)。東京都出身。正四位[1]。
経歴
[編集]- 1932年、東京に生まれる。
- 1955年、横浜国立大学経済学部卒業。長洲一二ゼミ出身[2]。
- 1957年、東京大学大学院社会科学研究科経済学修士課程修了。
- 1960年、東京大学大学院社会科学研究科経済学博士課程単位取得退学。
- 1965年、経済学博士(東京大学)。
- 2011年、平成23年春の叙勲で瑞宝中綬章を受章。功労概要は教育研究功労。[3]
職歴
[編集]日本労働協会研究会、横浜国立大学経済学部助教授、イリノイ大学労使関係研究所フルブライト客員研究員、横浜国立大学経済学部教授、公労委公益委員;国営企業労働委員会公益委員;中央労働委員会公益委員、中央最低賃金審議会公益委員(会長)、東京都労働審議会会長、横浜国立大学経済学部長、同大学院国際開発研究科長、横浜国立大学名誉教授、放送大学教授、社会保障審議会(年金部会)委員を歴任。
著書
[編集]単著
[編集]- 『アメリカ産業民主制の研究:金融資本成立期の労働問題』東京大学出版会, 1966年
- 『転換期の賃金交渉』東洋経済新報社, 1978年
- 『Labour management relations in Japanese public enterprises』Studienverlag Brockmeyer, 1980
- 『日本の労使関係:危機を克服した柔構造』有斐閣,1983年
- 『日本的雇用慣行の今後』東京都労働経済局, 1996年
- 『産業と労使の関係』放送大学教育振興会, 1999年
- 『A Fifty Year History of Industry and Labor in Postwar Japan』Japan Institute of Labor, 2000
- 『産業と労使』放送大学教育振興会, 2003年
共著
[編集]編著
[編集]- 『日本の賃金決定機構:公共部門の賃金決定』日本評論社, 1973年
- 『Employment security and labor market flexibility : an international perspective』Wayne State University Press, 1992
- 『労働経済論』八千代出版, 1997年
共編著
[編集]- (孫田良平)『セミナー賃金問題の常識』日本評論社, 1978年
- (桑原靖夫)『現代ホワイトカラーの労働問題』日本労働協会, 1988年
- (連合総合生活開発研究所)『戦後50年産業・雇用・労働史』日本労働研究機構, 1995年
- (山口浩一郎・八代充史)『ヒューマン・リソース・マナジメント』放送大学教育振興会, 2002年
- (中島尚正)『中小企業の挑戦:グローバル化・ハイテク化・高齢化時代のもの造り』放送大学教育振興会, 2003年
訳書
[編集]出典
[編集]- 『産業と労使』放送大学教育振興会, 2003年の奥書にある「著者紹介」
- 「神代和俊教授 経歴」横浜国立大学経済学部『エコノミア』1998年5月, p. 44。
- 「神代和俊教授業績」同上, pp. 45-49。
など。
脚注
[編集]- ^ 『官報』7426号、平成31年1月15日
- ^ 栗田健「「日常的な労働組合」の研究(上)」法政大
- ^ 典拠:内閣府「平成23年春の叙勲受章者名簿」 アーカイブ 2016年10月19日 - ウェイバックマシン
関連項目
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