第12回日本選手権水泳競技大会
ウィキペディアから無料の百科事典
第12回日本選手権水泳競技大会兼第11回ベルリンオリンピック競技大会代表選手選考会(だい12かいにほんせんしゅけんすいえいきょうぎたいかいけんだい11かいべるりんおりんぴっくきょうぎたいかいだいひょうせんしゅせんこうかい)は、1936年5月29日から5月31日まで3日間の日程で明治神宮水泳場を会場に開催された[1][2]。主催は日本水上競技連盟。
大会結果
[編集]男子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
自由形 | ||||||
100m | 遊佐正憲 日本大学 | 57秒8 | 新井茂雄 立教大学 | 58秒4 | 田口正治 立教大学 | 1分00秒0 |
200m | 田口正治 立教大学 | 2分14秒8 | 新井茂雄 立教大学 | 2分15秒6 | 杉浦重雄 早稲田大学 | 2分16秒0 |
400m | 鵜藤俊平 立教大学 | 4分54秒4 | 寺田登 慶應義塾大学 | 4分55秒2 | 根上博 立教大学 | 4分55秒6 |
1500m | 鵜藤俊平 立教大学 | 19分45秒6 | 石原田愿 明治大学 | 19分45秒6 | 寺田登 慶應義塾大学 | 19分46秒2 |
背泳ぎ | ||||||
100m | 児島泰彦 慶應義塾大学 | 1分10秒2 | 明文一 日立鉱山 | 1分11秒2 | 清川正二 商大OB | 1分11秒4 |
平泳ぎ | ||||||
200m | 葉室鉄夫 日本大学 | 2分43秒4 | 小池礼三 慶應義塾大学 | 2分45秒8 | 伊藤三郎 明治大学 | 2分47秒4 |
女子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
自由形 | ||||||
100m | 古田つね子 中泉女 | 1分14秒2 日本新 | 小島一枝 椙山女学園 | 1分14秒2 日本新 | 守岡初子 茨木 | 1分16秒2 |
400m | 守岡初子 茨木 | 5分58秒4 | 古田つね子 中泉女 | 6分15秒0 | 福島ヒロ子 東京府四女 | 6分17秒0 |
背泳ぎ | ||||||
100m | 泉百合子 京府二女 | 1分29秒8 | 北島静子 椙山女学園 | 1分31秒4 | 小田アイ子 筑紫高等女学校 | 1分33秒2 |
平泳ぎ | ||||||
200m | 前畑秀子 椙山女学園 | 3分05秒4 | 壺井宇乃子 日女体専 | 3分17秒0 | 村尾充子 長崎女 | 3分20秒8 |
オリンピック代表選手
[編集]競技の結果、以下の選手がオリンピック代表選手に選出された[3]。
- 男子:伊藤三郎、鵜藤俊平、吉田喜一、根上博、児島泰彦、寺田登、小池礼三、新井茂雄、清川正二、石原田愿、田口正治、牧野正蔵、遊佐正憲、葉室鉄夫、杉浦重雄、宮崎康二、新間六炳、鶴岡榮、田中一男、永見達明、本田惣一郎、明文一
- 女子:守岡初子、小島一枝、前畑秀子、竹村令、壺井宇乃子、古田つね子、松村昶子
参考文献
[編集]- 日本水泳連盟 『水連四十年史』 1969年、135頁