細草檀林 ウィキペディアから無料の百科事典 細草檀林(ほそくさだんりん)は、寛永18年(1641年)、上総国に法雲山遠霑寺として設置された日蓮宗勝劣派の学問所(檀林)の一つ。名称は所在地の字(あざ)にちなむ。 概要[編集] 寛永19年(1642年)に日隆門流および日興門流など、勝劣派僧侶の学問所として設立され、明治初期まで230年余り機能していたが、各門流がそれぞれ独立の宗派をたてて分離したため、学問所としての機能は停止した。遠霑寺は1942年(1967年)に日蓮正宗所属の寺院として復活している。 歴史[編集] 1642年(寛永19年)法詔寺・日感は敬台院の外護により、細草檀林を開檀する。 1872年(明治5年)学制発布により、細草檀林は廃檀する。 関連項目[編集] 壇林 関東八檀林 上総大沼田檀林 京都小栗栖檀林 脚注[編集] [脚注の使い方]