細谷博

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細谷 博(ほそや ひろし、1949年5月 - )は、日本近代文学、比較文学の研究者。文学博士大阪大学論文博士・2006年)。南山大学人文学部日本文化学科教授。1997年やまなし文学賞受賞。

略歴[編集]

千葉県生まれ、東京都育ち。1972年早稲田大学法学部卒、1974年同文学部日本文学卒、開成学園教諭ののち、1978年同大学院修士課程修了。1982年南山大学専任講師、1985年助教授、1993年文学部(現・人文学部)教授。1997年『凡常の発見』でやまなし文学賞受賞。2006年「小林秀雄論」で文学博士大阪大学)の学位を取得。

著作リスト[編集]

単著[編集]

  • 『凡常の発見 漱石・谷崎・太宰』明治書院 (南山大学学術叢書) 1996
  • 太宰治岩波新書 1998
  • 『小林秀雄論 <孤独>から<無私>へ』おうふう (南山大学学術叢書) 2002 
  • 『小林秀雄 人と文学』(日本の作家100人) 勉誠出版 2005
  • 『所与と自由 近現代文学の名作を読む』勉誠出版(南山大学学術叢書) 2013
  • 『漱石最後の〈笑い〉 『明暗』の凡常』新典社(南山大学学術叢書)2022.3.

共編[編集]

論文[編集]

脚注[編集]


参考[編集]

  • J-GLOBAL:[1]
  • 南山大学:[2]
  • 勉誠出版:[3]