結賀さとる

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結賀 さとる(ゆいが さとる、11月8日 - )は、日本漫画家イラストレーター神奈川県出身。女性。A型

来歴[編集]

秋田書店の雑誌で10頁程の短編を描き、漫画家デビュー。その後、他社で挿絵やカットの仕事をこなしながら、エニックス社(現スクウェア・エニックス)の雑誌『月刊Gファンタジー』で新人賞を獲得する。

箱田真紀のアシスタントを経て、1993年に雑誌「学園ミステリー」で「卵シリーズ」(「ミステリーボニータ」(秋田書店)2006年8月号付録「hotch potch」収録)というホラー短編の短期連載、1994年にゲーム『エルナード』のコミカライズ作品『セブンス・サガ』にて初の本格連載をこなし、その後も『天空忍伝バトルボイジャー』(原作:史村翔)を連載。

1997年に『E'S』の連載を開始し、同作はアニメ化などのメディアミックスも展開される代表作となる。その内、小説化は自身の手で行っており、小説家デビューも果たしている。

2005年には初の少女漫画『ラズ・メリディアン』(秋田書店刊)の連載を開始し、2007年には『ゴールデン・コリドール』(角川書店刊)の連載を開始。この他にもいくつかの短編漫画の執筆、イラストレーターとしても長らく活躍している。

2009年には『E'S』『ラズ・メリディアン』『ゴールデン・コリドール』の連載を終了。

2013年より秋田書店の月刊誌「ミステリーボニータ」に吸血鬼の少女を主人公にした『九 neuntöte』の連載を開始し、ミステリーボニータ2015年5月号で完結。全2巻。

2015年にキャラクターデザインを務めたPlayStation Vita用ソフト『黒蝶のサイケデリカ』が発売された。ゲームでの仕事は初である。

2019年4月よりイラストレーターの花邑まいにトレースされたと主張している[1][2]

2023年11月、上記トレース疑惑における裁判にて敗訴。314万円の支払いを命じられた[3][4]

作風・その他[編集]

繊細な作画技術の持ち主で、躍動感のあるシーンを始め、表現方法のレベルも高い。[独自研究?]その為、他の原作者と組んでの作品も多く、漫画執筆の傍らライトノベルを中心にイラストレーションも手がける。ライトノベル分野では当初少年向けでの活躍が目立ったが、近年では少女向けのルルル文庫で主に活動中。

自身原作の漫画はいずれもファンタジー要素に富んだものが多い。[独自研究?]

ペンネームの由来は、先輩作家のいのまたむつみから「仰々しい名前を入れるべき」とアドバイスされた事から「唯我独尊」の四字熟語から姓を取り、名に関しては「槇村さとる」「ひうらさとる」などの幼い頃に慣れ親しんだ漫画家の名前に「さとる」が多く、そこから付けたと語っている。また、英語表記を2004年に「Satoru Yuiga」から「Satol Yuiga」にしている。[要出典]

自画像は常にうさぎになっている。

主な作品リスト[編集]

漫画[編集]

単行本化作品
単行本未収録

小説イラスト[編集]

ゲーム原画[編集]

参考資料[編集]

  • 「E'S零 ワールドガイダンス」

注釈・出典[編集]

  1. ^ お取引先様・㛵係者様各位 ファンの皆様”. 甲本総合法律事務所 (2020年4月2日). 2021年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月9日閲覧。
  2. ^ 【平成のけじめ】”. ECLIPSE-RABBIT (2019年12月28日). 2021年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  3. ^ 花邑まいさんの”トレース冤罪”裁判に関するリリース”. 甲本・佐藤法律会計事務所 (2023年11月9日). 2023年11月9日閲覧。
  4. ^ ご報告”. 花邑まい (2023年11月9日). 2023年11月9日閲覧。
  5. ^ おかしな転生 3巻&4巻発売のお知らせ~” (2016年4月15日). 2023年11月9日閲覧。

外部リンク[編集]