胃底腺
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胃底腺 | |
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概要 | |
表記・識別 | |
ラテン語 | glandulae gastricae |
ドーランド /エルゼビア | g_06/12391406 |
グレイ解剖学 | p.1166 |
TA | A05.5.01.033 |
FMA | 71620 |
解剖学用語 |
胃底腺(いていせん、Fundic glands)は、胃粘膜を構成する外分泌腺の一種であり、固有胃腺(こゆういせん)とも呼ばれる。胃液成分である胃酸(塩酸)、ペプシノーゲン、粘液を産生する3種類の細胞からなる複合管状腺である。胃酸分泌細胞は壁細胞(英語:parietal cell)、ペプシノーゲン分泌細胞は主細胞(英語:chief cell)、粘液分泌細胞は腺頚部粘液細胞(英語:mucous neck cell)と呼ばれる。
胃底腺の分布する領域は、胃底部から胃体部であり,胃全体の2/3を占めている。