能登部駅

ウィキペディアから無料の百科事典

能登部駅
駅舎(2020年7月)
のとべ
Notobe
金丸 (3.6 km)
(2.8 km) 良川
地図
所在地 石川県鹿島郡中能登町徳丸ロ41
北緯36度57分41.01秒 東経136度52分10.69秒 / 北緯36.9613917度 東経136.8696361度 / 36.9613917; 136.8696361座標: 北緯36度57分41.01秒 東経136度52分10.69秒 / 北緯36.9613917度 東経136.8696361度 / 36.9613917; 136.8696361
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 七尾線
キロ程 41.1 km(津幡起点)
金沢から52.6 km
電報略号 ノト
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
388[乗車人員 1]人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1898年明治31年)4月24日[2][3]
備考 無人駅[4][5][6][7]
テンプレートを表示

能登部駅(のとべえき)は、石川県鹿島郡中能登町徳丸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線である[1]

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線[15]を有し、列車交換が可能な地上駅[1][3]。駅舎は下りホーム側にあり、ホーム間は跨線橋で結ばれている[1]。また、駅舎にはギャラリーが併設されている[7]。上りホーム側にも勝手口が存在する[1]

七尾鉄道部が管理する無人駅であるが[5][6][7]、以前は中能登町が窓口業務を受託する簡易委託駅となっていた[1]自動券売機が設置されている[4]。2021年3月13日からICOCAなどの全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能となっており、IC専用の簡易型改札機が設置されている[12][13][14]

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 七尾線 下り 七尾方面[3]
2 上り 津幡金沢方面[3]
  • 1番のりば(下り線)が一線スルー化されており[3]列車交換を行わない通過列車に限り、上り列車も1番のりばを通過する[1]。ただし、一般的な一線スルーとは異なり、上りと下りの本線は現在も分けられている。

利用状況

[編集]

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員388人である[乗車人員 1]

「石川県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおり。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1995年 999 [乗車人員 2]
1996年 947 [乗車人員 3]
1997年 846 [乗車人員 4]
1998年 851 [乗車人員 5]
1999年 807 [乗車人員 6]
2000年 756 [乗車人員 7]
2001年 706 [乗車人員 8]
2002年 665 [乗車人員 9]
2003年 648 [乗車人員 10]
2004年 657 [乗車人員 11]
2005年 667 [乗車人員 12]
2006年 678 [乗車人員 13]
2007年 658
2008年 642
2009年 621
2010年 615
2011年 602
2012年 604
2013年 639
2014年 578
2015年 578
2016年 575
2017年 558
2018年 545
2019年 511 [乗車人員 14]
2020年 388 [乗車人員 1]

駅周辺

[編集]

周辺は旧鹿西町の中心市街で、中能登町の出先機関や郵便局や銀行・学校などがある[1]

バス路線

[編集]
北鉄能登バス
  • 「能登部駅前」バス停:後山線(高浜・志賀中学校行き)
中能登町コミュニティバス「おりひめバス」[17]

運行は北鉄能登バスに委託している。いずれの路線も道の駅織姫の里なかのと発着で、木曜日年末年始を除く日に運行している。

  • 「能登部駅」バス停:ろくせいコース
  • 「能登部駅東口」バス停:かしまコース(みおや方面)

隣の駅

[編集]
西日本旅客鉄道(JR西日本)
七尾線
金丸駅 - 能登部駅 - 良川駅

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、27頁。 
  2. ^ a b c d 朝日 2010, p. 19.
  3. ^ a b c d e f 川島 2010, p. 55.
  4. ^ a b c 広報なかのと 令和3年3月号” (PDF). 中能登町役場情報推進課. p. 5 (2021年2月25日). 2021年9月27日閲覧。
  5. ^ a b c “3月で6駅無人化 七尾・北陸線 JR西、利用減少”. 北國新聞 (北國新聞社). (2021年2月27日). オリジナルの2021年2月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210227000440/https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/342529 2021年2月27日閲覧。 
  6. ^ a b c “七尾線の高松駅 無人化で住民「寂しい」”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2021年3月13日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000026832 2021年9月27日閲覧。 
  7. ^ a b c d “来月無人化も 人情深い能登部駅 「温かく見守ってくれた」”. 北陸中日新聞Web. (2021年3月25日). オリジナルの2021年3月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210324223812/https://www.chunichi.co.jp/article/223900 2021年9月27日閲覧。 
  8. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、153頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  9. ^ 「CTC化と合わせ あすから 七尾線の営業近代化実施」『交通新聞』交通協力会、1972年3月14日、1面。
  10. ^ 「JR能登部駅に町民ギャラリー 「ONIGIRI」オープン=石川」『読売新聞』(読売新聞社)2002年1月28日、東京朝刊 石川2面29頁。
  11. ^ “「ハナミズキ」駅メロに JR七尾線7駅、来月から”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2015年3月27日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000001579 2021年9月27日閲覧。 
  12. ^ a b 七尾線でICOCAがご利用いただけるようになります! e5489で「チケットレス特急券」「eチケットレス特急券」を導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218120607/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201218_00_ticketless_hokuriku.pdf2020年12月19日閲覧 
  13. ^ a b JR七尾線、普通列車を新型車両に統一「ICOCA」サービスがスタート”. マイナビニュース (2020年12月19日). 2021年9月27日閲覧。
  14. ^ a b “変わる能登の鉄路 JR七尾線・イコカ利用開始、高松駅は無人化、全車両ワンマン化”. 北國新聞 (北國新聞社). (2021年3月14日). オリジナルの2021年3月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210314095326/https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/356080 2021年3月24日閲覧。 
  15. ^ 川島 2010, p. 37.
  16. ^ “行政サービス庁舎開庁 中能登町、税務課など7課”. 北國新聞. (2021年2月1日). https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/320733 2021年9月27日閲覧。 
  17. ^ 中能登町おりひめバス・デマンドタクシー時刻表 (PDF) - 中能登町

乗車人員

[編集]
  1. ^ a b c 令和2年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2022年6月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  2. ^ 平成7年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 112 (1997年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  3. ^ 平成8年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (1998年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  4. ^ 平成9年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (1999年2月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  5. ^ 平成10年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2000年2月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  6. ^ 平成11年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2001年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  7. ^ 平成12年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2002年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  8. ^ 平成13年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2003年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  9. ^ 平成14年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2004年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  10. ^ 平成15年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2005年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  11. ^ 平成16年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2006年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  12. ^ 平成17年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108. 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  13. ^ 平成18年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 106 (2008年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  14. ^ 令和元年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2021年3月). 2021年4月12日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。 
  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]