葛飾北洋
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葛飾 北洋(かつしか ほくよう、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。
来歴[編集]
葛飾北斎の門人。大坂の人、塩町心斎橋に居住す。葛飾の画姓を称し、丹青堂、千鶴堂、扇鶴堂、北洋と号す。作画期は文政2年(1819年)から天保初期にかけてで、役者絵や版本の挿絵を残している。
作品[編集]
- 『復讐美鳥林』 読本 ※楠里亭其楽作、文政3年刊行
- 『富貴正夢』 滑稽本 ※同上、天保5年(1834年)刊行
- 「長吉・中村歌右衛門 長五良・市川鰕十郎」 大判錦絵2枚続 ※文政2年11月、大坂角の芝居『双蝶々曲輪日記』より
- 「八重桜」 大判錦絵上下2枚継 ※文政頃