藤井克久
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基本情報 | |
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本名 | 藤井 勝久 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1972年8月15日(52歳) |
出身地 | 広島県福山市 |
所属 | スーパータイガーセンタージム →PUREBRED大宮 →V-CROSS →フリーランス →CORE |
身長 | 183cm |
体重 | 98kg |
階級 | ヘビー級 |
バックボーン | レスリング、修斗 |
藤井 克久(ふじい かつひさ、1972年8月15日 - )は、日本の実業家、元総合格闘家、元男性プロレスラー。広島県福山市出身。CORE所属。
来歴
[編集]小・中学校にて柔道を、倉敷高校、東洋大学ではレスリングを経験。大学卒業後、修斗の道へ進んだ。
1997年、修斗にて総合格闘家デビュー。以後、UFC、パンクラス、DEEP、PRIDE、リングス、MARSなどさまざまな大会に参戦した。
2002年、小川直也の練習相手を務めるようになり、同年11月にUFOへ入団、小川に弟子入りした。
2004年にはPRIDE武士道へ参戦するとともにZERO-ONEへも登場し、プロレスラーとしての活動をスタートさせた。ZERO-ONE参戦後の2004年5月17日、小川によって藤井 克久から藤井 軍鶏侍へ強制的にリングネームを変更させられた。小川は当初、「おまえ広島だから藤井もみじまんじゅう!!にしろ!」と命令、これを受けた藤井は「それだけはこらえてください」と嘆願し、「じゃあ藤井しゃもじだな!」という経緯で決定。強く見えるようにと”しゃもじ”に漢字をあて、以降このリングネームを用いた。
2004年6月28日のハッスルハウス以降、ハッスルの常連レスラーとして登場。しかし2006年3月31日をもって小川のもとを離れハッスルからも離脱した。これを機にリングネームを藤井克久に戻し、総合格闘技へ復帰。ハッスルではうつ伏せ状態の対戦相手に対し、コーナーポストからダイビングエルボーを狙うが、なぜか相手に近いコーナーポストの対角線上の方へ登り、5メートル近く離れた標的をめがけエルボーを放つが届かず手前で落ちてしまう、などのボケキャラであった。
2005年11月23日、U-STYLE Axisにて佐々木恭介と対戦し、ジャーマン・スープレックスでTKO勝ちを収めた。
2009年6月7日、リングネームを本名でもある藤井 勝久に変更し[1]、6年8か月ぶりにパンクラスへ参戦。チェ・ムベと対戦し判定負けを喫する。
2010年2月28日、DEEP46 IMPACTの初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント1回戦で野地竜太と対戦し、パウンドでTKO負けを喫する。試合後のリング上で藤井は「今日をもって新しい人生を進むことにしました」と引退を表明[2]。
引退後は、実業家として六本木最大級ナイトクラブ「V2 TOKYO」のオーナー代表取締役に就任している。
リングネーム
[編集]藤井が現在、過去に用いたことがあるリングネーム
- 藤井克久(ふじい かつひさ)
- 藤井軍鶏侍(ふじい しゃもじ) - 小川の弟子だった頃に使用していた。
- 藤井男魂(ふじい おたま) - おたまを模した覆面をかぶる覆面レスラーとして。
- 藤井勝久(ふじい かつひさ)
その他
[編集]2005年10月に導入された「CRフィーバー暴走王小川直也」では、大当たりラウンド中の確変を賭けたバトルの対戦相手としてグレートデビルとともに登場。藤井軍鶏侍が登場すれば、高い確率変動が期待できる。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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27 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
9 勝 | 3 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0 |
17 敗 | 6 | 6 | 5 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 野地竜太 | 1R 3:18 TKO(パウンド) | DEEP 46 IMPACT 【ライトヘビー級王者決定トーナメント 1回戦】 | 2010年2月28日 |
× | チェ・ムベ | 5分2R終了 判定0-3 | PANCRASE 2009 CHANGING TOUR | 2009年6月7日 |
× | イ・サンス | 1R 4:36 TKO(スタンドパンチ連打) | 日韓親善国際格闘技大会 GLADIATOR | 2008年8月16日 |
× | ジェシー・ギブス | 1R 1:34 KO(膝蹴り) | DEEP M-1 チャレンジ 5 in JAPAN 【チーム・オランダ vs. チーム・ジャパン +93kg級戦】 | 2008年7月17日 |
× | アフメド・スルタノフ | 1R 腕ひしぎ十字固め | M-1 Challenge 2: Russia 【チーム・ロシア・レギオン vs. チーム・ジャパン +93kg級戦】 | 2008年4月3日 |
× | 滑川康仁 | 5分2R終了 判定0-2 | DEEP 32 IMPACT | 2007年10月9日 |
○ | 桜木裕司 | 5分2R終了 判定2-0 | DEEP GLOVE | 2007年7月26日 |
× | 濱田順平 | 5分2R終了 判定1-2 | MARS 06 "RAPID FIRE" | 2006年12月22日 |
× | エルヴィス・シノシック | 1R 腕ひしぎ十字固め | XPLOSION SUPER FIGHT 14 | 2006年8月18日 |
× | イゴール・ボブチャンチン | 1R 4:02 TKO(スタンドパンチ連打) | PRIDE 武士道 -其の伍- | 2004年10月14日 |
○ | キム・ジン・オー | 1R 2:58 チョークスリーパー | PRIDE 武士道 -其の参- | 2004年5月23日 |
○ | 高田浩也 | 5分3R終了 判定2-0 | PANCRASE 2002 SPIRIT TOUR | 2002年9月29日 |
× | イリューヒン・ミーシャ | 1R 5:45 フロントチョーク | プレミアムチャレンジ | 2002年5月6日 |
○ | マイク・トーマス | 1R 膝十字固め | Tropical Fights 3 | 2002年2月19日 |
× | 横井宏考 | 5分3R終了 判定0-3 | リングス WORLD TITLE SERIES GRAND-FINAL | 2002年2月15日 |
× | 高橋義生 | 1R 1:12 KO(パンチ) | PANCRASE 2001 PROOF TOUR 【ヘビー級王者決定トーナメント 決勝】 | 2001年12月1日 |
○ | 渋谷修身 | 5分3R終了 判定3-0 | PANCRASE 2001 PROOF TOUR 【ヘビー級王者決定トーナメント 準決勝】 | 2001年9月30日 |
○ | ジェイソン・デルーシア | 1R終了時 TKO(左膝の負傷) | PANCRASE 2001 PROOF TOUR 【ヘビー級王者決定トーナメント 1回戦】 | 2001年9月30日 |
× | アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ | 1R 3:59 腕ひしぎ十字固め | DEEP2001 in YOKOHAMA | 2001年8月18日 |
× | マルセロ・タイガー | 2R 2:27 チョークスリーパー | DEEP2001 | 2001年1月8日 |
△ | ジェイソン・デルーシア | 15分1R終了 判定0-0 | PANCRASE 2000 TRANS TOUR | 2000年12月4日 |
○ | ジョニー・ハスキー | 1R 1:40 V1アームロック | PANCRASE 2000 TRANS TOUR | 2000年10月31日 |
× | 山本喧一 | 1R 4:15 膝十字固め | UFC 23: Ultimate Japan 2 【ミドル級トーナメント 決勝】 | 1999年11月19日 |
○ | 矢野倍達 | 2R 3:12 TKO(スタンドパンチ連打) | UFC 23: Ultimate Japan 2 【ミドル級トーナメント 1回戦】 | 1999年11月19日 |
× | 佐藤耕平 | 1R 4:05 TKO(パンチ連打) | III 修斗 the Renaxis 1999 | 1999年7月16日 |
○ | ダニエル・コニアン | 1R 0:44 TKO(パンチ連打) | 修斗 | 1997年4月6日 |
× | デビッド・パルヒ | 1R 0:55 TKO(タオル投入) | SuperBrawl 2 【ミドル級トーナメント 1回戦】 | 1996年10月11日 |
× | 桜井隆多 | 3分2R終了 判定 | ザ・トーナメント・オブ・J '96 【1回戦】 | 1996年3月30日 |
脚注
[編集]- ^ [パンクラス] 北岡、凱旋試合は完勝。砂辺がフライ級王者に BoutReview 2009年6月7日
- ^ 【DEEP】大塚隆史&福田力がワンサイドで完勝、ライトヘビー級ベスト4が決定 GBR 2010年3月1日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ハッスルサイト内藤井軍鶏侍紹介ページ
- PRIDE 選手データ - Internet Archive
- パンクラス 選手データ
- 藤井克久の戦績 - SHERDOG