藤倉梓

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藤倉 梓(ふじくら あずさ、1984年1月5日 - )は日本のミュージカル脚本家作詞家作曲家翻訳家

略歴[編集]

慶應義塾幼稚舎慶應義塾中等部慶應義塾女子高等学校を経て慶應義塾大学文学部国文科を卒業。

3歳頃に通ったリトミック教室で絶対音感が身につく。5歳からピアノを習い始める。

幼稚舎でリコーダー部に所属し全国大会で団体金賞を受賞。

中等部でオーケストラに所属しバイオリンを担当。

高校の名物行事「演劇会」で舞台をゼロからつくる面白さに目覚める。

大学在学中にミュージカルサークルに入ったのをきっかけに、舞台芸術学院ミュージカル部別科と東宝ミュージカルアカデミーに入学、俳優として学ぶ。

東宝ミュージカルアカデミー在学中からスタッフワークに興味がうつり、自主公演『ヌエバ・カンシオン』で脚本・演出を手掛け、以降ミュージカルクリエイターとして主に活動する。

2013年に初演されたソングサイクル(1曲1話完結型のショウ)の『sign』がニューヨークを拠点とする団体National Asian Arts Projectの2014年度優秀賞に選出され、同年にニューヨークのシアターで現地キャストによってダイジェスト版が上演された。

日本で数少ないマルチクリエイターとして、オリジナルミュージカル製作と海外ミュージカル上演に携わっている。

出演歴[編集]

  • 『Songs For A New World』2008
  • 『ビューティフル・サンディ』2010
  • 『Count Down My Life』 2011/2014
  • 『ひめゆり』2018
  • 『YOKOHA Short Stories』2022(ウキヨホテルプロジェクト[1][2]

スタッフ歴(初演年のみ表記)[編集]

  • 『Into the Woods』演出助手 2010
  • 『TRAILS』 演出助手 2011
  • 『ヌエバ・カンシオン』脚本・演出 2011
  • 『カムイレラ』 脚本・作詞・作曲・演出 2012
  • 『LITTLE WOMEN』 2012(演出)/2015(翻訳・演出)
  • 『a song cycle sign』 脚本・作詞・作曲・演出 2013 [3]
  • 『Ordinary Days』 翻訳・演出 2013 [4][5]
  • 『プロパガンダ・コクピット』 脚本・作詞・作曲・演出 2014
  • 『bare』 翻訳 2014 [6](再演時)
  • 『氷刀火伝』 脚本・作詞・作曲・演出 2015[7]
  • 『RANGER』 脚本・作詞・作曲・演出 2016[8]
  • 『song cycle a Shape』作詞・作曲・演出(西川大貴と共同) 2016
  • 『僕と彼女と物憂げな傘』 脚本・作詞・作曲 2017 [9]
  • 『I Love You, You're Perfect, Now Change』 演出 2017
  • 『ソレイル』 脚本・作詞・作曲・演出 2018
  • 『GODSPELL』 翻訳・演出 2018 [10]
  • 『最終陳述 (최후진술)』 翻訳 2019
  • 『サイト』 演出 2021 [11]
  • 『第25回パットナム郡スペリング大会』 翻訳・演出 2021
  • 『DEVIL (더 데빌)』 翻訳 2021
  • 『イズ・エヴリシング・オウライ?』 脚本・作詞・作曲・演出 2021
  • 『あなたの初恋探します (김종욱 찾기)』 翻訳 2022 [12]
  • 『雲母紙鳶 KIRANOTOBI』 脚本・作詞・作曲・演出 2022
  • 『ジャニス』 演出 2022 [13]
  • 『海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE!』 演出 2023 [14][15]
  • 『マチルダ』 演出補 2023
  • 『赤と黒』 演出助手 2023
  • 『ジル・ド・レ ~吾輩は娼館の蚤である~』 作詞 2023 [16]
  • 『海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE! 2』 演出 2024
  • 『瀧廉太郎の友人、と知人とその他諸々』 演出 2024 (予定)
  • 『ながめせしまに茶の湯でも』 脚本・作詞・作曲 2024 (予定)

脚注[編集]

  1. ^ 山田参助がチラシイラストを描き下ろし、横浜にまつわる短編ミュージカル集 マイナビニュース 2022年10月20日t
  2. ^ 『YOKOHAMA Short Stories』五十嵐可絵・岡本悠紀・田村良太・藤倉梓インタビュー:“知られざる横浜”へと誘う、五つの短編ミュージカル Musical Theater Japan (2022年10月24日)
  3. ^ ミュージカル「sign」10周年記念コンサートに歴代キャスト集結、演出は藤倉梓 ステージナタリー 2023年5月25日
  4. ^ 「エモい気持ちになる」オフ・ブロードウェイミュージカル『Ordinary Days』 チケットぴあ 2022年11月27日(再演時)
  5. ^ 相葉裕樹主演 失敗してもまたたぐり寄せる幸せ ミュージカル『Ordinary Days』 エントレ 2023年2月11日(再演時)
  6. ^ 原田優一演出、安井一真、小谷嘉一ら出演でオフブロードウェイ・ミュージカル『bare』が3年ぶり再演 エンタメ特化型情報メディア スパイス 2019年11月29日
  7. ^ 2015年1~2月の注目!ミュージカル【今月の1本 Pick of the Month JANUARY 】 All About 趣味 2015年1月15日]
  8. ^ 特撮番組に懸ける人々の思い描く、ミュージカル座「RANGER」再演 ステージナタリー 2017年11月26日(再演時)
  9. ^ 自由が丘のカフェで「朝ミュージカル」土日祝日限定、朝10時開演 自由が丘経済新聞 2023年5月15日(再演時)
  10. ^ 橋本真一が1年ぶりにジーザス役に!ミュージカル座版「GODSPELL」が11/27開幕、直前コメントも到着!咲山類、横尾瑠尉、菊地創らも出演 スマートボーイズ 2019年11月26日
  11. ^ インターネットのサイトで生きる勇気を見つける、藤倉梓の演出でミュージカル座「サイト」 ステージナタリー 2021年4月14日
  12. ^ 韓国発の大人気ミュージカル『あなたの初恋探します』開幕! 演劇キック 2022年11月27日
  13. ^ アイナ・ジ・エンド主演ミュージカル「ジャニス」が開幕 ステージナタリー 2022年8月23日
  14. ^ 海宝直人と共に歌で旅するコンサート「ATTENTION PLEASE!」シアタークリエで開催 ステージナタリー 2022年9月23日]
  15. ^ クリエ発、どこへでも!“機長”海宝直人がいざなう音楽の旅「ATTENTION PLEASE!」 ステージナタリー 2023年1月5日
  16. ^ 主人公は蚤、新作ミュージカル「ジル・ド・レ」に岡本悠紀・青野紗穂ら ステージナタリー 2023年11月1日

外部リンク[編集]