藤古川

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藤古川
中山道(関ケ原町松尾)より下流を撮影
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 11 km
水源 伊吹山(滋賀県)
水源の標高 1377 m
河口・合流先 牧田川(岐阜県)
流域 滋賀県岐阜県
地図
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大垣市周辺河川の位置関係図

藤古川(ふじこがわ)は、木曽川水系の一級河川滋賀県米原市岐阜県不破郡関ケ原町大垣市を流れる。牧田川揖斐川を経て伊勢湾に至る木曽川の3次支川[1][2]

地理

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藤古川・概略図
J000s
伊吹山付近
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滋賀県道531号
jbkoku
国道365号(藤古川橋)
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滋賀県道229号(藤古川橋)
LakeStartDam
藤古川ダム
jb002
JR東海道本線
jb002
東海道新幹線
jbkousoku
名神高速道路藤古橋
AffluentR
黒血川
AffluentL
梨木川
jbken
滋賀県道229号(荻原橋)
AffluentR
今須川
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国道365号
j009
牧田川

滋賀県米原市の伊吹山南斜面が水源。ほどなく岐阜県関ケ原町に入り、不破関付近を流れ、大垣市上石津町牧田で牧田川と合流する。

歴史

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旧中山道より上流を撮影

672年、大友皇子(弘文天皇)と大海人皇子(天武天皇)が関ヶ原で戦った壬申の乱では、藤古川をはさんで両軍が対峙したと言われている。

また、かつては「関の藤川」と呼ばれ、『古今和歌集』などさまざまな和歌集にその名が登場している[3]

藤古川のホタル

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毎年6月中旬に関ケ原町の名神高速道路東海道新幹線ガード付近、不破関跡付近でホタルが鑑賞できる[4]。かつては藤古川ホタルまつりが開かれていた。

主な支流

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一級河川のみ記載[5]

  • 今須川

主な橋

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脚注

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  1. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年11月14日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年11月14日閲覧。
  3. ^ 関の藤川(藤古川)”. 関ケ原観光協会. 2020年2月12日閲覧。
  4. ^ 藤古川のホタル”. 関ケ原観光協会. 2020年2月12日閲覧。
  5. ^ 岐阜県 (2021年4月1日). “河川調書” (PDF). 2022年10月7日閲覧。

関連項目

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