貴戸理恵

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貴戸 理恵(きど りえ、1978年 - )は、日本の社会学者関西学院大学准教授

人物[編集]

福岡県生まれ。小学校時代は不登校であり、殆ど学校へ行かずに家で過ごすが、中学校から学校へ通うようになる。2001年、慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学小熊英二上野千鶴子に師事(大学院での形式上の指導教員は瀬地山角)。

「生きづらさ」を抱える若者達への面接調査を通じて、「当事者」の視点からこの社会がどのように見えるのか、「個人」と「社会」のよりよい関係とは何かを探ることを研究課題としている[1]

著書[編集]

  • 『不登校は終わらない 「選択」の物語から〈当事者〉の語りへ』新曜社 2004
  • 『コドモであり続けるためのスキル』理論社 2006 よりみちパン!セ
  • 『「コミュニケーション能力がない」と悩むまえに 生きづらさを考える』岩波ブックレット 2011
  • 『女子読みのススメ』岩波ジュニア新書、2013 

共著[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 関西学院大学公式サイト - 研究内容

参考資料・外部リンク[編集]