越鳥斎 ウィキペディアから無料の百科事典 越鳥斎(えっちょうさい、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の絵師。 来歴[編集] 小柴守直の門人。俗名は山本信厚、大坂の人で越鳥斎と号す。作画期は明和から安永の頃にかけてで、鶴沢探山の孫弟子にあたる狩野派の絵師であったが、作として残る絵手本は英一蝶の画風に近いとされる。 作品[編集] 『雅意筆意 画図絶妙』三巻 絵手本 ※明和9年(1772年)自跋、安永3年(1774年)序、内題は「略画早手本」とあり。京都升屋勘兵衛版 『画図珍選』三巻 ※安永3年(1774年)刊行 参考文献[編集] 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※126頁、「信厚」の項。