速水翼

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速水 翼(はやみ よく、11月4日 - 2015年8月19日)は、日本の女性漫画家。代表作に『霊媒師多比野福助』など。

来歴[編集]

山梨県南巨摩郡生まれ。学生時代から同人作家として作画グループ、ティームコスモなど全国規模のマンガ同人誌活動に参加。作画グループの活動に熱心に参加する一方、ゆうきまさみなど江古田界隈に集結した同世代の漫画家やアニメーターたちと交流する。

「エースとシャンティ」(月刊OUT)でデビュー後、SF・ファンタジーを中心にマンガマニアに支持される。一方で、『ひとみ』などの少女漫画誌、少年漫画誌『少年KING』など、メジャーを意識した作品群を精力的に執筆する。かわいらしい少年・少女で人気を得たが、『霊媒師多比野福助』以降シャープな絵柄に変貌を遂げ、ファン層を広げた。

漫画家のしげの秀一と長年にわたり交際、一時結婚していた。しげのの代表作『バリバリ伝説』の主人公の名前は、速水翼の出身地から取られている。

2006年から東京工学院専門学校漫画科にて講師を務めるなどした[1]

2015年8月19日、脳幹出血のため死去[2]

作品リスト[編集]

出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「霊媒師多比野福助」シリーズの漫画家・速水翼さん死去”. スポニチ (2015年8月21日). 2015年8月21日閲覧。
  2. ^ ご報告 速水翼オフィシャルブログ 2015年8月21日

外部リンク[編集]