阿武川温泉
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阿武川温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | |
座標 | 北緯34度21分33.7秒 東経131度28分52.2秒 / 北緯34.359361度 東経131.481167度座標: 北緯34度21分33.7秒 東経131度28分52.2秒 / 北緯34.359361度 東経131.481167度 |
交通 | 萩バスセンター・山陰本線東萩駅から防長交通バスで約20分 |
泉質 | 単純温泉 |
泉温(摂氏) | 34.7 °C |
液性の分類 | アルカリ性 |
阿武川温泉(あぶがわおんせん)は山口県萩市川上(旧国長門国)にある温泉。
泉質
[編集]- アルカリ性単純温泉
- 源泉温度34.7℃
内湯は加温・循環だが、非加温の源泉を注水して温度を調節している。露天風呂には加温浴槽と、非加温の源泉かけ流し風呂がある。硫化水素臭が感知され、温泉評論家の郡司勇は、「良い源泉をうまく使っている温泉」、「特に露天風呂には源泉風呂があり32度ほどの湯温になっているが源泉掛け流しで感動した。」という評価をしている〔https://allabout.co.jp/gm/gc/80459/] 。
周辺環境
[編集]公営の日帰り入浴施設である阿武川温泉ふれあい会館で入浴可能。阿武川に沿い、周辺は山林に囲まれている。付近には阿武川ダムや阿武川歴史民俗資料館がある。
歴史
[編集]1966年から始まった阿武川ダムの建設に際して、ダム下流部に雪の積もらない一角があるのを関係者が見つけ、そこをボーリングしたところ温泉が湧出し、発見された。ダム建設の際に見つかった温泉は全国的にもほとんど例がない。
平成2年(1990)にふるさと創生事業の一環として温泉の試掘を行い、翌年に地下1000メートルの地点で自噴泉を掘り当てた。平成5年(1993)に入浴施設「阿武川温泉ふれあい会館」が竣工した。
アクセス
[編集]参考文献
[編集]- 川上村史編集委員会編『川上村史』(川上村、2000年)。