高岡大橋
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高岡大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 富山県高岡市三女子(左岸)、 射水市大島北野(右岸) |
交差物件 | 庄川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 富山県道44号富山高岡線 |
管理者 | 富山県 |
設計者 | 内務省土木局 |
施工者 | 石川島造船所 |
開通 | 1937年(昭和12年) |
座標 | 北緯36度44分35秒 東経137度02分43秒 / 北緯36.743056度 東経137.045278度座標: 北緯36度44分35秒 東経137度02分43秒 / 北緯36.743056度 東経137.045278度 |
構造諸元 | |
形式 | 下路曲弦ワーレントラス橋・鈑桁橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 436.2 m |
幅 | 9.8 m |
地図 | |
高岡大橋の位置 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
高岡大橋(たかおかおおはし)は、一級河川の庄川を跨ぎ、富山県高岡市と同県射水市を結ぶ下路曲弦ワーレントラス橋(一部鋼鈑桁橋)[1]。
概要
[編集]富山県道44号富山高岡線が通る。2車線の車道橋に加え、上流側(南側)に歩道橋が設置されている。歩道橋はのちに増設されたものであり、建設当時はなかった[2][3]。全長436.2 m、幅員9.8 m(車道橋7.3 m)[3]、車道幅員6.5m[4]、歩道橋幅員2.5 m[3]、登録番号T9-098。
歴史
[編集]内務省土木局の設計、石川島造船所の施工により、1937年(昭和12年)3月に開通した。この橋が架かる前までは、江戸時代より上流に架る大門大橋が北陸道の橋として、また国道8号(旧 国道11号)の橋として利用されてきたが、国道が曲がりくねっており、高岡市と富山市を直線的に結ぶルートに大改修の際、新たに建設されたものである[3][5]。
建設当時、現在の富山県道44号富山高岡線は国道8号に指定されていた。1973年(昭和48年)に上流側に歩道橋が増設された[3]。「日本の近代土木遺産2800選」に選ばれているほか、2009年(平成21年)には、「とやまの文化財百選(とやまの近代歴史遺産部門)」に選定されている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『富山の橋 THE BRIDGES OF TOYAMA』(富山県土木部道路課)2012年(平成24年)発行
- 『とやまの文化財百選シリーズ(6) とやまの近代歴史遺産』(富山県教育委員会 生涯学習・文化財室)2010年(平成22年)3月発行