高橋伸也 (ゲームクリエイター)

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たかはし しんや

高橋 伸也
生誕 (1963-11-09) 1963年11月9日(60歳)
日本の旗 日本 京都府宇治市
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都市立芸術大学
職業 ゲームクリエイター
肩書き 任天堂株式会社取締役専務執行役員企画制作本部長
ニンテンドーシステムズ株式会社取締役
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高橋 伸也(たかはし しんや、1963年11月9日[1] - )は、日本ゲームクリエイター任天堂 取締役専務執行役員および企画制作本部長[2][3][4]ニンテンドーシステムズ取締役兼任。そのほかモノリスソフト取締役[5]プロジェクトソラ取締役を歴任した[6]

経歴

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京都府宇治市出身[7]1989年京都市立芸術大学美術学部美術科版画専攻)を卒業後、任天堂に入社[1][7]

入社後、情報開発本部制作部でファミコン及びスーパーファミコン用ソフトのCGデザイナーを担当した後、NINTENDO64時代には主に3DCGのディレクターやモーションキャプチャーを務める。社内チーム再編で企画開発本部に移籍した後、環境制作部で『Touch! Generations』、ニンテンドーDSi内蔵ソフト、ニンテンドーDSiウェアなどの数多くのソフトのプロデューサーを務めた[8]

企画開発本部企画開発部および環境制作部部長[9]、副本部長[10]を経て、2013年6月より取締役企画開発本部長に就任[2]。開発応援本部担当を兼務した後、2015年9月16日付で企画制作本部長、ビジネス開発本部および開発総務本部管掌に異動し、将来の社長候補の一人として、宮本茂の後任のソフトウェア開発部門トップに就いた[11][12][13]2016年6月より常務執行役員[3][14]となる。

2018年6月の経理出身の古川俊太郎新社長の体制で専務執行役員に昇格し、引き続きソフトウェア開発部門トップとして、君島達己前社長が整備した集団経営体制を、古川社長およびハードウェア開発部門トップの塩田興取締役と共に担う[4][15]

Nintendo Switch発売以降のNintendo Directでは、小泉歓晃と共に司会を務め、表に顔を出す数少ない任天堂社員となっている。

主な作品

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脚注

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  1. ^ a b 第76期 有価証券報告書 5 役員の状況” (PDF). 任天堂 (2016年6月30日). 2016年7月1日閲覧。
  2. ^ a b 代表取締役及び取締役の異動に関するお知らせ” (PDF). 任天堂 (2013年4月24日). 2013年5月5日閲覧。
  3. ^ a b 平成28年3月期 決算短信 役員の異動(平成28年6月29日付)” (PDF). 任天堂 (2016年4月27日). 2016年6月29日閲覧。
  4. ^ a b 代表取締役等の異動に関するお知らせ” (PDF). 任天堂 (2018年4月26日). 2018年6月28日閲覧。
  5. ^ 会社情報”. モノリスソフト. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月1日閲覧。
  6. ^ 会社概要”. プロジェクトソラ. 2012年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月22日閲覧。
  7. ^ a b 高橋伸也さん”. 京都市立芸術大学. 2022年10月16日閲覧。
  8. ^ a b c d e f DSiブラウザー 篇 1. 目指したのは「サクサク動く」こと”. 社長が訊く『ニンテンドーDSi』. 任天堂 (2008年10月29日). 2012年5月24日閲覧。
  9. ^ 会社情報”. モノリスソフト. 2012年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月2日閲覧。
  10. ^ a b 社長が訊く『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』開発スタッフ編”. 任天堂 (2012年8月7日). 2012年8月7日閲覧。
  11. ^ 「代表取締役の異動および役員の委嘱・管掌・担当変更に関するお知らせ」 任天堂(2015.9.14)
  12. ^ 「任天堂 「キャラクターを積極的に活用」 君島新社長一問一答」 日本経済新聞(2015年9月15日第15面)
  13. ^ 「任天堂、トロイカ体制へ 岩田路線を継承」 日本経済新聞電子版(2015/9/14)
  14. ^ 人事、任天堂 日本経済新聞(2016/4/27 18:38)
  15. ^ 「任天堂、「脱カリスマ」へ集団経営 社長に古川氏 」 日本経済新聞(2018/4/26 21:00)
  16. ^ マリオカート ダブルダッシュ!!【開発スタッフインタビュー】”. ニンテンドーオンラインマガジン. 任天堂 (2003年12月). 2012年5月22日閲覧。
  17. ^ CESA日本ゲーム大賞に「脳を鍛える大人のDSトレーニング」と「FFXII」”. +D Games. ITmedia (2006年9月22日). 2012年5月21日閲覧。
  18. ^ ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 篇 1. 「ちょっと」とは”. 社長が訊く『ニンテンドーDSi』. 任天堂 (2008年). 2012年5月22日閲覧。
  19. ^ 社長が訊く『知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS』 開発スタッフ 篇 1. 経済に明るくないメンバーで”. 任天堂 (2009年8月20日). 2012年9月8日閲覧。
  20. ^ 社長が訊く『Wiiリモコンプラス バラエティパック』”. 任天堂 (2011年6月30日). 2012年5月22日閲覧。