鳥屋野 (新潟市)

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鳥屋野
鳥屋野の位置(新潟市内)
鳥屋野
鳥屋野
鳥屋野の位置
鳥屋野の位置(新潟県内)
鳥屋野
鳥屋野
鳥屋野 (新潟県)
北緯37度53分26.25秒 東経139度1分22.25秒 / 北緯37.8906250度 東経139.0228472度 / 37.8906250; 139.0228472
日本の旗 日本
都道府県 新潟県
市町村 新潟市
中央区
人口
2018年(平成30年)1月31日現在)[1]
 • 合計 4,903人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
950-0951[2]
市外局番 025 (新潟MA)[3]
ナンバープレート 新潟

鳥屋野(とやの)は、新潟県新潟市中央区町字。現行行政地名は鳥屋野一丁目から鳥屋野四丁目と大字鳥屋野。住居表示は一丁目から四丁目が実施済み区域、大字が未実施区域[4]郵便番号は950-0951[2]

概要[編集]

1889年(明治22年)から現在の大字。及び1985年(昭和60年)から現在の町名。信濃川下流右岸の自然堤防上に位置する[5]

もとは江戸時代から1889年(明治22年)まであった鳥屋野村の区域の一部[5]

隣接する町字[編集]

北から東回り順に、以下の町字と隣接する。

歴史[編集]

開発年代は不明。807年(大同2年)空海作と伝える爪彫地蔵があり、親鸞が一時期布教した奇跡である逆竹がある[5]。昭和30年代後半から宅地化が急速に進む[5]

編入した村・新田[編集]

1889年(明治22年)以前に、以下の村・新田を編入。

藤巻新田(ふじまきしんでん)
江戸時代から1874年(明治7年)まであった新田。信濃川下流右岸の自然堤防上に位置する。1874年(明治7年)に鳥屋野村の一部となる[6]

分立した町字[編集]

2015年(平成27年)以後に、以下の町字が分立。

鳥屋野南(とやのみなみ)
2015年(平成27年)7月27日に分立した町字[7]

年表[編集]

世帯数と人口[編集]

2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字丁目 世帯数 人口
鳥屋野 472世帯 1,033人
鳥屋野一丁目 638世帯 1,525人
鳥屋野二丁目 414世帯 945人
鳥屋野三丁目 297世帯 735人
鳥屋野四丁目 276世帯 665人
2,097世帯 4,903人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]

大字・丁目 番地 小学校 中学校
鳥屋野 全域 新潟市立鳥屋野小学校 新潟市立上山中学校
鳥屋野一丁目 全域
鳥屋野二丁目 全域
鳥屋野三丁目 全域
鳥屋野四丁目 全域

文化[編集]

鳥屋野六階節
鳥屋野で行われる盆踊りの際に唄われる[9]。700年以上の歴史があり、親鸞が伝えたという説と、順徳天皇が鳥屋野に滞在したときに伝わったという二説がある[9]

交通[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 住民基本台帳人口 (全市・区役所・町名別) - 町名別住民基本台帳人口”. 新潟市 (2018年2月13日). 2018年3月5日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年3月5日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月5日閲覧。
  4. ^ 町名一覧表”. 新潟市 (2017年7月20日). 2018年3月5日閲覧。
  5. ^ a b c d 角川地名15、p.932
  6. ^ 角川地名15、p.1159
  7. ^ 市報にいがた2526号、p.8
  8. ^ 通学区域一覧(町名別五十音索引)”. 新潟市 (2017年4月1日). 2018年3月5日閲覧。
  9. ^ a b 新潟1998、p.70

参考文献[編集]

  • 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3 
  • 『新潟歴史双書 8 新潟の地名と歴史』新潟市、2004年3月31日。 
  • 『美しい新潟 - 総集編』新潟市総務局総務部広報課、1998年3月。 
  • 市報にいがた 2526号8面”. 新潟市 (2015年7月26日). 2015年7月27日閲覧。

関連項目[編集]