1924年ウィンブルドン選手権
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1924年 ウィンブルドン選手権(1924ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1924)に関する記事。イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。
大会の流れ
[編集]- チャレンジ・ラウンドとオールカマーズ・ファイナルによる旧方式が1921年を最後に廃止され、この年から「ナショナル・シーディング」(National seeding)によって抽選を決定した。ナショナル・シーディングとは、ウィンブルドンに出場選手を送り込む国のテニス協会が、最大でシングルス4名・ダブルス2組まで有力選手を指名し、それに基づいて抽選を決める方式である。まだイギリス人選手が大半を占めていた時代、この方式では外国選手の大半が早期敗退するデメリットがあった。1926年までの抽選表は、シード選手の公式な順位を残していない。
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
- ルネ・ラコステ vs. ジャン・ワッシャー 6-1, 5-7, 6-4, 6-2
- リチャード・ウィリアムズ vs. アルガーノン・キングスコート 5-7, 6-4, 6-3, 6-4
- ジャン・ボロトラ vs. ビンセント・リチャーズ 6-4, 4-6, 6-0, 6-3
- ルイス・レイモンド vs. ワトソン・ウォッシュバーン 6-0, 7-5, 17-15
準決勝
- ルネ・ラコステ vs. リチャード・ウィリアムズ 6-1, 3-6, 6-2, 6-3
- ジャン・ボロトラ vs. ルイス・レイモンド 6-2, 6-4, 7-5
女子シングルス
[編集]準々決勝
- フィリス・サッタースウェイト vs. ドロシー・シェパード=バロン 6-4, 10-8
- ヘレン・ウィルス vs. J・S・コールゲート 6-1, 6-0
- キティ・マッケイン vs. マリオン・ジェサップ 6-1, 6-3
- スザンヌ・ランラン vs. エリザベス・ライアン 6-2, 6-8, 6-4
準決勝
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス
- 女子シングルス
- 男子ダブルス
- ビンセント・リチャーズ& フランシス・ハンター vs. リチャード・ウィリアムズ& ワトソン・ウォッシュバーン 6-3, 3-6, 8-10, 8-6, 6-3
- 女子ダブルス
- ヘイゼル・ホッチキス・ワイトマン& ヘレン・ウィルス vs. キティ・マッケイン& フィリス・コベル 6-4, 6-4
- 混合ダブルス
- ブライアン・ギルバート& キティ・マッケイン vs. レスリー・ゴッドフリー& ドロシー・シェパード=バロン 6-3, 3-6, 6-3
外部リンク
[編集]参考文献
[編集]- Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 [大会経過、選手国籍] ナショナル・シーディングについて、本書の221ページを参照した。
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 [大会経過、選手フルネーム]
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