オール・マイ・フレンズ・ウィアー・グロリアス
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『All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live』 | |||||
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パニック!アット・ザ・ディスコ の ライブ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
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ジャンル | |||||
時間 | |||||
レーベル | |||||
プロデュース | ダン・パウロヴィッチ | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
別記参照 | |||||
チャート最高順位 | |||||
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パニック!アット・ザ・ディスコ アルバム 年表 | |||||
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『オール・マイ・フレンズ・ウィアー・グロリアス』(原題: All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live)は、アメリカ合衆国のポップ・ロック・バンドであるパニック!アット・ザ・ディスコのライブ・アルバム。2008年12月2日にフュエルド・バイ・ラーメンおよびDCD2レコードから音楽配信と2枚組LP(限定盤)の2形態で発売された[1][2]。プロデュースはツアー・メンバーのダン・パウロヴィッチが手がけた。
『ビルボード』誌のVinyl Albumsでは初登場2位[3]、Top Alternative Albumsでは初登場11位[4]を記録。
概要
[編集]2017年2月24日から4月15日にかけて35都市のアリーナクラスの会場で開催された『Death of a Bachelor Tour』から[5]、4月14日のアムウェイ・センターでのフロリダ公演での演奏を収録[6][7]。アルバム発売日には、バンドの公式YouTubeチャンネルで本作の全収録曲のライブ映像が公開された[8][9][10]。
アナログLPレコードは日本では輸入盤で流通した[11]。また、翌年に発売された6作目のスタジオ・アルバム『プレイ・フォー・ザ・ウィキッド』の日本盤には、本作に収録の「ナイン・イン・ジ・アフターヌーン」「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ」「ビクトリアス」がボーナス・トラックとして追加収録された[12]。
評価
[編集]『PopBuzz』のジェームズ・ウィルソン=テイラーは、「ツアーを見に行った人なら、近年バンドのキャリアの野望やライブ・パフォーマンスの規模が強力なものになったことはご存じのこと。間違いなくこのアルバムは、たくさんのブレンドンのファンの絶叫も相まって実際にアリーナにいるかのような体験ができそうだ」と評した[13]。
収録曲
[編集]※楽曲の詳細については、各項目を参照。
音楽配信
[編集]# | タイトル | 初出 | 時間 |
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1. | 「あまり良い思いさせないで!」(Don't Threaten Me with a Good Time) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
2. | 「LA バンザイ」(LA Devotee) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
3. | 「レディ・トゥ・ゴー」(Ready to Go (Get Me Out of My Mind)) | 『悪徳と美徳』(2011年) | |
4. | 「ゴールデン・デイズ」(Golden Days) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
5. | 「ヴェガス・ライツ」(Vegas Lights) | 『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年) | |
6. | 「『フィーバーは止まらない』メドレー[注 1]」(A Fever You Can't Sweat Out Medley) | 『フィーバーは止まらない』(2005年) | |
7. | 「ハレルヤ」(Hallelujah) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
8. | 「ナイン・イン・ジ・アフターヌーン」(Nine in the Afternoon) | 『プリティ。オッド。』(2008年) | |
9. | 「ミス・ジャクソン」(Miss Jackson) | 『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年) | |
10. | 「ディス・イズ・ゴスペル」(This Is Gospel) | 『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年) | |
11. | 「ある独身男の死」(Death of a Bachelor) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
12. | 「モナリザのバラード」(The Ballad of Mona Lisa) | 『悪徳と美徳』(2011年) | |
13. | 「ムーヴィン・アウト[注 2]」(Movin' Out (Anthony's Song)) | 『ストレンジャー』(1977年) | |
14. | 「裸の王様」(Emperor's New Clothes) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
15. | 「ニコチン」(Nicotine) | 『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年) | |
16. | 「狂気=天才」(Crazy=Genius) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
17. | 「レッツ・キル・トゥナイト」(Let's Kill Tonight) | 『悪徳と美徳』(2011年) | |
18. | 「ガールズ/ガールズ/ボーイズ」(Girls / Girls / Boys) | 『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年) | |
19. | 「ボヘミアン・ラプソディ[注 3]」(Bohemian Rhapsody) | 『オペラ座の夜』(1975年) | |
20. | 「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ」(I Write Sins Not Tragedies) | 『フィーバーは止まらない』(2005年) | |
21. | 「ビクトリアス」(Victorious) | 『ある独身男の死』(2016年) | |
合計時間: |
LP
[編集]LP1
[編集]- A面
-
- あまり良い思いさせないで!
- LA バンザイ
- レディ・トゥ・ゴー
- ゴールデン・デイズ
- ヴェガス・ライツ
- 『フィーバーは止まらない』メドレー
- B面
-
- ハレルヤ
- ナイン・イン・ジ・アフターヌーン
- ミス・ジャクソン
- ディス・イズ・ゴスペル
- ある独身男の死
LP2
[編集]- A面
-
- モナリザのバラード
- ムーヴィン・アウト
- 裸の王様
- ニコチン
- 狂気=天才
- レッツ・キル・トゥナイト
- B面
-
- ガールズ/ガールズ/ボーイズ
- ボヘミアン・ラプソディ
- アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ
- ビクトリアス
クレジット
[編集]※出典[15]
- パニック!アット・ザ・ディスコ
- 外部ミュージシャン
- 制作
-
- スペンサー・ジョーンズ – エンジニア
- クリス・ゲーリンジャー – マスタリング
- クラウディウス・ミッテンドーファー – ミキシング
チャート成績
[編集]チャート (2017年 - 2018年) | 最高位 |
---|---|
UK Rock & Metal Albums (OCC)[16] | 21 |
US Billboard 200[17] | 185 |
US Top Alternative Albums (Billboard)[4] | 11 |
US Top Rock Albums (Billboard)[18] | 35 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「殉死と自殺の差は記事になるかならないか」と「夜間攻撃」と「君がやってくれた方がいいのに」の3曲で構成[14]
- ^ ビリー・ジョエルのカバー曲[2]
- ^ クイーンのカバー曲[2]
出典
[編集]- ^ Stubblebine, Allison (20 November 2017). "Panic! At The Disco's Live Album 'All My Friends We're Glorious': Track List & Release Date". Billboard. 2024年4月21日閲覧。
- ^ a b c Reed, Ryan (20 November 2017). "Panic! At the Disco Plot New Live LP, 'All My Friends We're Glorious'". Rolling Stone. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "Panic! At The Disco Chart History (Vinyl Albums)". Billboard. 2024年4月21日閲覧。
- ^ a b "Panic! At The Disco Chart History (Top Alternative Albums)". Billboard. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "パニック・アット・ザ・ディスコ(Panic! At The Disco)、最新ライヴが限定盤LP『All My Friends, We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live』となって発売". TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2017年11月30日. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live - パニック!アット・ザ・ディスコのアルバム". Apple Music. Apple. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live ‑「アルバム」by パニック!アット・ザ・ディスコ". Spotify. 2024年4月21日閲覧。
- ^ Dickman, Maggie (15 December 2017). "Panic! At The Disco release 'Death Of A Bachelor' live concert footage". Alternative Press. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "パニック!アット・ザ・ディスコ、本日リリースのライヴ盤の全編映像を公開". NME Japan. キョードー東京. 2017年12月15日. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "パニック!アット・ザ・ディスコ、15日リリースのライブALより全21曲の映像が公開". rockin'on.com. ロッキング・オン. 2017年12月16日. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "独自のポップでダンサブル、少々デカダンな音世界でファンを魅了してきたパニック!アット・ザ・ディスコ。彼らの最新ライヴ・ツアーが限定盤アナログLPレコード2枚組で登場! | Panic! At The Disco / パニック!アット・ザ・ディスコ". Warner Music Japan. 2017年12月22日. 2024年4月21日閲覧。
- ^ 宮原亜矢 (2018). プレイ・フォー・ザ・ウィキッド (Media notes). パニック!アット・ザ・ディスコ. Warner Music Japan. WPCR 18043。
- ^ Wilson-Taylor, James (30 November 2017). "We Listened To Panic! At The Disco's New Live Album And Here's What We Think". PopBuzz. Global. 2020年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月21日閲覧。
- ^ Panic! At The Disco (14 December 2017). A Fever You Can't Sweat Out Medley (The Only Difference Between Martyrdom and Suicide Is Press... Fueled By Ramen. 2024年4月19日閲覧。
- ^ "All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live - パニック!アット・ザ・ディスコのアルバム" (曲名横のメニューから「クレジットを表示」をクリック). Apple Music. Apple. 2024年4月17日閲覧。
- ^ "Official Rock & Metal Albums Chart Top 40". Official Charts Company. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "Billboard 200". Billboard. 2024年4月21日閲覧。
- ^ "Panic! At The Disco Chart History (Top Rock Albums)". Billboard. 2024年4月21日閲覧。