Another Side Of Takuro 25
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『Another Side Of Takuro 25』 | ||||
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吉田拓郎 の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | フォーライフミュージックエンタテイメント | |||
プロデュース | 後藤豊 (Executive Producer) | |||
チャート最高順位 | ||||
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吉田拓郎 アルバム 年表 | ||||
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視聴動画 | ||||
吉田拓郎「Another Side Of Takuro 25」試聴ティザー動画 Vol.1 - YouTube 吉田拓郎「Another Side Of Takuro 25」試聴ティザー動画 Vol.2 - YouTube 吉田拓郎「Another Side Of Takuro 25」試聴ティザー動画 Vol.3 - YouTube |
『Another Side Of Takuro 25』(アナザーサイド・オブ・タクロウ・トゥエンティファイブ)は、吉田拓郎のベスト・アルバム。2024年6月12日にフォーライフミュージックエンタテイメントから発売された。
背景
[編集]本作は、拓郎をはじめ、井上陽水、泉谷しげる、小室等の4人によって設立したレコード会社『フォーライフ・レコード』の創立50周年を記念した作品で、フォーライフから発売した作品で拓郎が関わったものとしては、1998年に発表した『Hawaiian Rhapsody』以来、26年ぶりとなった[3]。
アルバム発売の経緯として、フォーライフの関係者が「何かやりましょう」と相談したところ、拓郎が「ベストをやりましょう」と発案し、企画とタイトルをすべて自身が手がけることになり、2023年の杪夏ごろから2〜3か月かけて選曲し、2024年の頭ごろにライナーノーツを書き始めたという[3]。また、拓郎自身による選曲のベスト・アルバムとしては、2018年にavex traxから発売された『From T』以来である[4][注釈 1]。
構成
[編集]フォーライフ・レコードから発表した作品をはじめ、拓郎が過去に所属していたエレックレコードとCBS・ソニーの合計3社による音源が収録されており、ボーナス・トラックとして、1993年に加藤和彦とデュエットした「純情」が収録している[6]。なお、「純情」と、1999年に発売されたシングル「気持ちだよ」の2曲は、拓郎のアルバム作品としては初収録となった。
ディスクジャケット
[編集]ディスクジャケットは、7インチサイズの豪華ボックス仕様となっており、写真家の田村仁による作品を元に、LPを彷彿とさせるようなグラフィック処理が施されている[6]。
プロモーション
[編集]本作の発売を記念したイベントが、2024年6月16日に『ハイレゾで吉田拓郎を聴こう!@ペニーレイン』を東京都で[7]、7月21日に『吉田拓郎「Another Side Of Takuro 25」最新Digitalリマスター試聴会』を北海道で[8]、それぞれ開催された。
収録曲
[編集]全作曲: 吉田拓郎。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「どうしてこんなに悲しいんだろう」(人間なんて) | 吉田拓郎 | |
2. | 「せんこう花火」(元気です。) | 古屋信子 | |
3. | 「君が好き」(LIVE'73) | 岡本おさみ | |
4. | 「ペニーレインでバーボン」(今はまだ人生を語らず) | 吉田拓郎 | |
5. | 「風邪」(伽草子) | 吉田拓郎 | |
6. | 「I'm In Love」(シングル) | 吉田拓郎 | |
7. | 「たえこMY LOVE」(シングル) | 吉田拓郎 | |
8. | 「もうすぐ帰るよ」(シングル) | 岡本おさみ | |
9. | 「流れる」(シングル となりの町のお嬢さん B面) | 吉田拓郎 | |
10. | 「この歌をある人に」(アジアの片隅で) | 松本隆 | |
11. | 「いつか夜の雨が」(Shangri-La) | 岡本おさみ | |
12. | 「あの娘に逢えたら」(大いなる人) | 吉田拓郎 | |
13. | 「午前0時の街」(明日に向って走れ) | 吉田拓郎 | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「裏街のマリア」(ローリング30) | 松本隆 | 吉田拓郎 | |
2. | 「冷たい雨が降っている」(ローリング30) | 松本隆 | 吉田拓郎 | |
3. | 「夜霧よ今夜もありがとう」(ぷらいべえと) | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | |
4. | 「Y」(無人島で…。) | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | |
5. | 「大阪行きは何番ホーム」(FOREVER YOUNG) | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | |
6. | 「とんとご無沙汰」(Long time no see) | 阿木燿子 | 吉田拓郎 | |
7. | 「マスターの独り言」(Long time no see) | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | |
8. | 「全部だきしめて〜tropacal〜」(Hawaiian Rhapsody) | 康珍化 | 吉田拓郎 | |
9. | 「伽草子」(みんな大好き) | 白石ありす | 吉田拓郎 | |
10. | 「車をおりた瞬間から」(176.5) | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | |
11. | 「吉田町の唄」(吉田町の唄) | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | |
12. | 「気持ちだよ」(拓郎フォーライフでの最後のシングル) | 康珍化 | 吉田拓郎 | |
13. | 「純情 (Bonus Track)」(吉田拓郎 & 加藤和彦) | 阿久悠 | 加藤和彦 | |
合計時間: |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “オリコン週間 シングルランキング 2024年06月10日~2024年06月16日”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2024年6月19日閲覧。
- ^ “Billboard Hot Albums 2024/06/19 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2024年6月19日閲覧。
- ^ a b “吉田拓郎「330曲を聞き直し」自ら選曲のベスト盤、6月に発売 デビューから30年間の思い込める”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME (2024年3月28日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ “吉田拓郎の新ベストはデビュー後30年間から自選、各曲解説付き”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2024年4月4日) 2024年6月14日閲覧。
- ^ “From T”. 吉田拓郎 ラジオでナイト公式番組ブログ. ニッポン放送 (2018年7月3日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ a b “吉田拓郎、自ら選曲したベストアルバム「Another Side Of Takuro 25」発売決定 収録曲・ジャケット・ビジュアルも発表”. Musicman. エフ・ビー・コミュニケーションズ (2024年4月4日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ “Live&Event ライブイベント情報”. イベント. フォーライフミュージックエンタテイメント. 2024年6月14日閲覧。
- ^ “【北海道エリア限定企画】吉田拓郎「Another Side Of Takuro 25」 最新Digitalリマスター試聴会 イベント”. Sony Music. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2024年6月4日). 2024年6月14日閲覧。
- ^ a b “Another Side Of Takuro 25 [2CD+フォトブック]”. タワーレコード. 2024年6月14日閲覧。