B.I.G.JOE

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B.I.G.JOE
別名 KING JOE BLACK (DJ名義)
生誕 日本の旗 日本北海道
ジャンル ヒップホップ
職業 ヒップホップMC/DJ
レーベル Ill Dance Music./Triumph Records
共同作業者 Mic Jack Production
DJ SEIJI(S.P.C.)
公式サイト Official Website

B.I.G.JOE(ビッグ・ジョー、1975年[1] - )は、北海道札幌を根拠地とするヒップホップMCである。

人物[編集]

ヒップホップ・アーティストとしてのB.I.G.JOEの活動はラッパー・プロデューサー・著作家など多岐に渡り、また北海道エリアのみならず様々なローカル・アーティストとの共演や客演も多数ある。 北海道ヒップホップシーンの最初期より“STRIVER'S RAW”、“RAPPAZ ROCK”というグループの中心人物として名を知らしめ、1999年頃、当時付き合いのあったメンバー達とともにMic Jack Productionを結成し、リーダーとして活躍する。同時期にレーベルILL DANCE MUSIC.を設立し、Mic Jack Productionのファースト・フルアルバム『SPIRITUAL BULLET』を発表する。しかし、Mic Jack Productionとしての活動が軌道に乗り始めた2003年、麻薬密輸の疑いによりオーストラリアにて身柄を拘束され、以降6年間の服役を余儀なくされることとなる。服役期間中も精力的に音楽活動を継続し、複数の作品を発表した。出所後には6年間の服役生活の記録をまとめた著作『監獄ラッパー』を上梓する。 帰国してすぐに新たなレーベルTRIUMPH RECORDSを立ち上げ、自身の音楽活動のマネージメントを中心に北海道エリアの新たなアーティストの発見と育成に取り組んでいる。

来歴[編集]

1975年北海道生まれ。レゲエDJをしていた兄の影響からレコード集め、12インチレコードインストゥルメンタルに合わせてラップを始める。17歳より本格的に音楽活動を開始。1993年に行われたRANKIN TAXI主催のラップコンテスト「TAXI A GOGO」にて優勝を遂げ、それがきっかけとなり自身初の音源「常夜灯」をリリースする。(B.I.G.JOEという名義が最初に用いられたのもこの時である。)

20歳頃より自身の音楽へ生活のリアリティを追求するようになったB.I.G.JOEは、ニューヨークと札幌間を往復しながらドラッグディーラーを始める。27歳の時にオーストラリアへ3kgのヘロインを密輸の容疑で逮捕され、6年間オーストラリアの刑務所にて収容される。 刑務所収容中もMic Jack Productionのメンバーへと自身のアカペラを録音した磁気テープを郵送するなど精力的な音楽活動を継続した。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • [2005] THE LOST DOPE
  • [2008] COME CLEAN
  • [2010] RIZE AGAIN
  • [2011] RE:RIZE AGAIN (remix album)
  • [2013] HEARTBEAT
  • [2015] Unfinished Connection (dj honda x b.i.g. joe 名義)
  • [2019] Tenderness

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 都築響一夜露死苦現代詩2.0新潮 第百八巻第七号、p.253より

関連項目[編集]