discovery (宇都宮隆の曲)
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「discovery」 | ||||
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宇都宮隆 の シングル | ||||
初出アルバム『TAKASHI UTSUNOMIYA THE BEST FILES』 | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | EPIC・ソニーレコード | |||
プロデュース | 宇都宮隆・小室哲哉 | |||
チャート最高順位 | ||||
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宇都宮隆 シングル 年表 | ||||
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『discovery』(ディスカヴァリー)は宇都宮隆が1996年11月25日にリリースした5thシングル。
解説
[編集]オリジナルアルバムには収録されて居らず、ベストアルバムでのみ収録。
1996年ライヴツアー『Takashi Utsunomiya Tour 96 "easy attraction"』で初披露された。
TMN終了以来、元メンバーであった小室哲哉とのコラボが実現したシングル。プレイステーション用ソフト『gaball screen』テーマ曲として使われた。
作詞には前田たかひろも参加しているが、ミスプリントでCDジャケットには記載されていない[1]。ただし『gaball screen』の本曲のPVのラストには名前がちゃんと載っている。
『gaball screen』をプロデュースする小室からオファーが来たことで制作された。宇都宮は小室とスタジオで一緒に制作に立ち会ってはおらず[2]、小室のスタジオから完成品を渡されて、歌入れを終えたら小室に送った。宇都宮曰く、「TMのレコーディングとはまるで違う。木根のコーラスがないから、ソロの宇都宮隆が小室哲哉のプロデュースを受けたような感じだった」[3][4]「昔みたいに頻繁に会わなくなってきているけど、レコーディングの途中で小室が『シンガーとしての宇都宮隆』を意識して、ちゃんと捉えているなと感じた。実際ボーカルがより前に出る工夫がしてあって、相対的にバックトラックが薄くなっている」[5][6]と語る。
宇都宮は「男性から女性に向けた歌」「『少年』へのアンサーソング」と解釈し、曲調を考慮した上で「男性の気持ちで」「淡々と、サラッと」歌うように心がけた[3]。
小室は「もしTMN終了がなかったら、1994年4月21日には『Nights of The Knife』ではなくこれがニューシングルになっていた。それ位の気持ちで作った」と語っている[7]。
木根尚登は「昔から知っている宇都宮隆がいる」と評している[5]。
収録曲
[編集]- discovery (Original Mix)
- discovery (Voyager Remix)
- 作詞:小室哲哉・前田たかひろ 作曲・編曲:小室哲哉 Remixed by Dave Ford
- discovery (Instrumental)
- 作曲・編曲:小室哲哉
収録アルバム
[編集]出典
[編集]- ^ 前田たかひろの歌詞紹介より。
- ^ 小室とは歌詞の内容の確認のために1回だけ会った(ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1996年12月号「『discovery』セルフライナーノーツ」106Pより)。
- ^ a b ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1996年12月号「Takashi Utsunomiya discovery バレてもいいさ。」p.61より。
- ^ ソニー・マガジンズ刊 『ギターブック』 1996年12月号「宇都宮隆 新しい“発見”をきっと与えてくれる……宇都宮隆から目を離すな!」146Pより。
- ^ a b 角川書店刊「東京ウォーカー」1996年12月3日号「TMN復活を予感させる2作品完成」p.118より。
- ^ 株式会社スコラ刊「スコラ」1997年1月1日号「小室哲哉 新プロジェクトへの挑戦! TKブランド、ゲーム界へ進出! 盟友・宇都宮隆『TMNの新曲』を語る」51Pより。
- ^ ソニー・マガジンズ刊 『ギターブック』 1997年1月号「終了から3年。伝説のTMNがついに“再会”を果たした!!」11Pより。