gaining through losing

ウィキペディアから無料の百科事典

『gaining through losing』
平井堅スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル R&B
時間
レーベル DefSTAR RECORDS
プロデュース 松尾 KC 潔
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本レコード協会
  • 平井堅 アルバム 年表
    THE CHANGING SAME
    2000年
    gaining through losing
    2001年
    Kh re-mixed up 1
    2001年
    テンプレートを表示

    gaining through losing』(ゲイニング・スルー・ルージング)は、平井堅通算4枚目のオリジナル・アルバム。2001年7月4日発売。発売元はDefSTAR RECORDS

    解説

    [編集]

    前作『THE CHANGING SAME』(2000.6.24)から約1年ぶりに発売された、シングル4曲、カップリング2曲を収録したアルバム。

    アルバムのリリース時点で全12曲中、シングル関連が6曲というスタイルは、2003年の『LIFE is...』、2004年の『SENTIMENTALovers』まで踏襲されている。

    前作に続き、ミリオンセラーを達成。オリジナル・アルバムでは3番目の高セールスを記録している(2007年現在)。

    通常盤のほか、DSD(Direct Stream Digital) Mastering仕様のSuper Audio CD(SACD)盤も同時発売された。通常盤は透明なCDトレイであるが、SACD盤は黒いCDトレイが採用されている。

    非正規のサンプル盤には、アルバム表題曲「Gaining Through Losing」の、イントロが約1分半長いコーラス入りのヴァージョンが収録されている。

    当アルバム後に実施されたコンサート・ツアーの、日本武道館公演の模様が2002年1月30日にDVD化された。タイトルは『Ken Hirai Films Vol.4 LIVE TOUR 2001 gaining through losing at the BUDOKAN』。

    元々、「even if」は当アルバムに収録しないことで進められていたという。しかし平井自身、思い入れが強い楽曲である上、シングル盤が限定商品として発売された経緯があったため、多くの人に聴いてもらえるように急遽収録することに決定した、とアルバム発売時のインタビューで平井自身が明らかにした。

    同時発売で、ミュージック・ビデオ集『Ken Hirai Films Vol.3』が発売された。

    収録曲

    [編集]

    CD

    [編集]
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.She is!平井堅中野雅仁中野雅仁
    2.KISS OF LIFE平井堅平井堅/中野雅仁中野雅仁
    3.L'Amant(feat. Crystal Kay)平井堅松原憲松原憲
    4.Miracles平井堅平井堅MAESTRO-T
    5.TUG OF WAR平井堅平井堅/中野雅仁中野雅仁
    6.メリー・ゴー・ラウンド・ハイウェイ多田琢中野雅仁中野雅仁
    7.TABOO平井堅MAESTRO-TMAESTRO-T
    8.Sweet Pillow平井堅中野雅仁中野雅仁
    9.LOVE OR LUST平井堅平井堅/松原憲中野雅仁
    10.ワールズエンド多田琢クリヤ・マコトクリヤ・マコト
    11.even if平井堅平井堅松原憲
    12.Gaining Through Losing平井堅平井堅鷺巣詩郎
    合計時間:

    曲解説

    [編集]
    1. She is!
    2. KISS OF LIFE
    3. L'Amant (feat. Crystal Kay)
    4. Miracles
      • 12thシングル
      • サントリー「TRIANGLE」のCMソング。自身も出演した。
    5. TUG OF WAR
      • 12thシングル「Miracles」(2001.2.15)のカップリング曲
    6. メリー・ゴー・ラウンド・ハイウェイ
      • 超スピードでの事故で昇天する数秒前の気持ちがリリックになった、シュールなナンバー。
    7. TABOO
      • 10thシングル「LOVE OR LUST」(2000.10.18)のカップリング曲
    8. Sweet Pillow
    9. LOVE OR LUST
      • 10thシングル
    10. ワールズエンド
    11. even if
      • 11thシングル
      • 元々は、コンセプトライヴ「Ken's Bar」で披露されていたもので、原曲のタイトルは歌詞にも登場する「バーボンとカシスソーダ」。前出のライブDVDでは、感極まって歌う姿が映像化されている。
    12. Gaining Through Losing
      • 2005年に行われた、デビュー10周年ライブでのラスト・ナンバー。その模様は、2005年12月7日にほぼノーカットで「Ken Hirai Films vol.8 Ken Hirai 10th Anniversary Tour Final at Saitama Super Arena」のタイトルでDVD化されたほか、2006年11月22日には、Blu-rayディスク盤もリリースされている。

    関連作品

    [編集]

    関連人物

    [編集]
    • DOUBLE
      • 「LOVE OR LUST」でバック・コーラスを担当

    脚注

    [編集]