I-17 (航空機)
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I-17(ロシア語:И-17 イー・スィムナーッツァチ)は、I-16の後継機としてポリカールポフ設計局が開発したソ連の戦闘機。初飛行は1937年。ロシアでは、同時期に開発された戦闘機としてBf109やスピットファイアと比較される。
バリエーション
[編集]- TsKB-15
- 567kW(760hp)のイスパノ・スイザ 12Ybrs エンジンを搭載した最初の試作機。
- TsKB-19
- M-100 エンジン(イスパノ・スイザ 12Ybrsのライセンス生産型)を搭載した2番目の試作機。
- TsKB-25
- ミクーリン AM-34RNFを搭載した寄生虫戦闘機。I-17Zの名でも知られる。構想のみに留まる。
- TsKB-33
- 兵装を減らした3番目の試作機。
- TsKB-43
- 新たなイスパノ・スイザエンジンを搭載した機体。構想のみに留まる。
これらの機体は近代的な構造をしていたが、諸々のトラブルにより開発は中止され、その後赤色空軍の主力はヤコヴレフ設計局(Yak)やラボーチキン設計局(La)の開発した戦闘機が担っていくことになった。