I NEVER DIE
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『I NEVER DIE』 | ||||
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アルバムロゴ | ||||
(G)I-DLE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | K-POP、ロック、R&B、ソウル、ダンス、ヒップホップ | |||
時間 | ||||
レーベル | Kakao M | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
Genius | ||||
チャート最高順位 | ||||
→「I NEVER DIE § チャート成績」を参照 | ||||
(G)I-DLE アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 8804775250422 | ||||
ミュージックビデオ | ||||
TOMBOY - YouTube |
I NEVER DIE (アイ・ネバー・ダイ)は韓国の5人組女性アイドルグループ・(G)I-DLEによる1stフルアルバムである。2022年3月14日にCUBE エンターテインメントからリリースされ、Kakao Mから発売された。タイトル曲は『TOMBOY』で、全9曲収録されている。
音楽性
[編集]世の中のすべての偏見に対する彼女たちの考えをそのまま表現したアルバムである。オルターナティブ・ロック、ポップ、R&B、ヒップホップなどの多彩で強烈的なジャンルの収録曲が特徴的である[1][2]。また、メンバーが表題曲の『TOMBOY』をはじめとする全曲の作詞作曲に参加している。
前作の『I Burn』から約1年2ヶ月ぶりのアルバムリリースである。また、デビューして初のフルアルバムでもあり、スジンが校内暴力疑惑により脱退して5人組となって初めてリリースされたアルバムでもある。
本作品についてミンニとウギと共にプロデュースを担当したグループのリーダー、ソヨンはこう語っている。
「 | アルバム名自体に(G)I-DLEの覇気と覚悟を見せたかった。また、空白期を経てのカムバックなので新しくデビューするという気持ちで挑んだ。成長した私たち5人をどう魅せたらいいか悩んだし、自ら価値を証明する世界の全ての偏見に対して自身の感情と考えを込めたアルバムを作りたかった。 | 」 |
—ソヨン(発売記念オンラインメディアショーケース[3]より) |
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「TOMBOY」 | ソヨン | ソヨン, Pop Time, JENCI | Pop Time, JENCI, ソヨン | |
2. | 「말리지 마」 | ソヨン | ソヨン, Kako, Pop Time | Kako, Pop Time | |
3. | 「VILLAIN DIES」 | ソヨン | ソヨン, The Proof | The Proof | |
4. | 「ALREADY」 | ミンニ, フーディニー, ソヨン | ミンニ, フーディニー | ミンニ, フーディニー | |
5. | 「POLAROID」 | ウギ, BOYTOY (Blatinum), PLZ (Blatinum) | ウギ, BOYTOY (Blatinum), PLZ (Blatinum) | ウギ, BOYTOY (Blatinum), PLZ (Blatinum) | |
6. | 「ESCAPE」 | ミンニ, BreadBeat, ソヨン | ミンニ, BreadBeat | BreadBeat | |
7. | 「LIAR」 | ウギ, Siixk Jun, ソヨン | ウギ, Siixk Jun, キム・ミョンギュ | Siixk Jun, キム・ミョンギュ | |
8. | 「MY BAG」 | ソヨン | ソヨン, NATHAN | NATHAN, Flip_00 | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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9. | 「TOMBOY」 | ソヨン | ソヨン, Pop Time, JENCI | Pop Time, JENCI, ソヨン | |
合計時間: |
タイトル曲
[編集](G)I-DLE特有の堂々とした態度が表現されている楽曲で、「I’m not a doll(私はお人形じゃない)」「Just Me I-DLE(私がまさにI-DLE)」の様な直接的な歌詞が聞く者にコントロール不可能な変わり者を思い起こさせ、一段と果敢な魅力をあらわにしている。併せて(G)I-DLEのユニークな声と荒々しく雄大な楽器のサウンドが調和し、雰囲気が盛り上がる瞬間に流れる中毒性のある変調の区間もまたこの楽曲の特徴である[1][2]。
ミュージック・ビデオは恋に涙を流すありふれた女主人公の話ではなく、どんなことがあっても傷つかない反抗的で果敢な女主人公の姿が盛り込まれている。一編の緊張感が溢れる白黒の映画を見ている様な余韻が残る作品である[2]。
YouTubeでのミュージック・ビデオ再生回数は公開16時間で1000万回再生を突破し、4月30日基準で1億回再生を突破した[4][5]。(G)I-DLEの一億回再生を突破したミュージック・ビデオとしてはLATATA, HANN, Senorita, LION, Oh My God、HWAAに続く通算6作品目である。
プロモーション
[編集]アルバムはCHiLL, RiSKY, SPOiLEDの3つのバージョンで展開されており、それぞれスリーブ、PETフィルム、ブックレット、CDパッケージ、CD、歌詞カード、ステッカー、封筒(証明写真2種が封入)、フォトカード、ミニポスター、ポスターがアルバムに封入されている[注 1]。
3月17日放送のMnet「M COUNTDOWN」を皮切りにアルバムの活動を開始[6]。第2週目のSBS「THE SHOW」にてカムバック活動中初の1位を獲得[7]。その後KBS「ミュージックバンク」以外のTHE SHOWを含む計5つの音楽番組で1位を獲得した。第3週目は「THE SHOW」と「ショー! 音楽中心」には不参加[注 2]。M COUNTDOWN、アルバムの活動としては最後の音楽番組への出演となった人気歌謡で1位を獲得した[8]。アルバム活動時の一位獲得数は計7回である。
評価
[編集]専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Genius | [9] |
NME | [10] |
Geniusは本アルバムに対し「これまでで最も強く、素晴らしい(G)I-DLEであり、グループのビジョンにまとまりを保ちながら、様々な概念を探求しています。彼らのキャリア5年目に向かって実験的なサウンド、内観的な歌詞、そして世界が見たことのないようなパフォーマンスで新しい領域に自分自身をプッシュし続ける業界のフロントランナーであることはこれまで以上に明らかです。彼らの自信、チャートへの統治、そして世界中のファンへの影響は決して死なないだろう」とコメントした[11]。
NMEは星4つを付け「彼女達は若くて広い視野でスタートを切り、分解や破壊をされながらも自己の自信とパワーと決意を反映させて新たに立ち上がっている。ムーンバトン・トラップ、ラテン・ポップ、ヒップホップなどの幅広い音楽性を持つ彼女らの音楽は、(G)I-DLEの核心となるものである」と評価した[12]。
チャート成績
[編集]iTunesのトップアルバムチャートにてブラジル、メキシコなどの世界24ヶ国で一位を獲得。K-POPトップアルバムチャートでもアメリカ、オーストラリアなどの世界11ヶ国でも一位を獲得[13]。
4月2日付のBillboard グローバル200にて58位を記録。また、アメリカを除外したグローバルチャートやワールドデジタルソングセールスでもそれぞれ36位、12位を記録[14]。BillBoard K-POP100チャートでは2週にわたって一位を記録した[15]。
6月13日、本アルバムのSpotifyでのストリーミング数が1億回を突破した[16]。
音楽番組一位 (計8冠)
[編集]- 3月22日 SBS MTV 『THE SHOW』[17]
- 3月23日 MBS MUSIC 『SHOW CHAMPION』[18]
- 3月24日 Mnet 『M COUNTDOWN』[19]
- 3月26日 MBC 『ショー!音楽中心』[20]
- 3月27日 SBS 『人気歌謡』[21]
- 3月31日 Mnet 『M COUNTDOWN』[22]
- 4月3日 SBS 『人気歌謡』[23]
- 6月5日 SBS『人気歌謡』[24]
TOMBOYの主な音源成績
[編集]音楽サービス | チャート名 | 最高順位 | 参照 |
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Melon | TOP100 | 1位 | [25] |
リアルタイム・チャート | 1位 | ||
日間チャート | 1位 | ||
週間チャート | 1位 | ||
月間チャート | 2位 | ||
genie | リアルタイムチャート | 1位 | |
日間チャート | 1位 | ||
週間チャート | 1位 | ||
月間チャート | 2位 | ||
FLO | 24時間チャート | 1位 | |
Bugs! | リアルタイム・チャート | 1位 | |
日間チャート | 1位 | ||
週間チャート | 1位 | ||
VIBE | 日間チャート | 1位 | |
YouTube Music | 音楽チャート | 1位 | |
ミュージック・ビデオ・チャート | 2位 | ||
Spotify | 日間チャート | 1位 | |
週間チャート | 1位 | ||
Apple Music | 日間チャート | 1位 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ それぞれ3種の中からアルバムのバージョンごとの1種封入されている。証拠写真2種とフォトカードとミニポスターもそれぞれ3種の中から1種封入されているが、その中でもメンバー別である5種類が存在する。
- ^ そのうち「ショー! 音楽中心」は2022 KBO リーグ開幕戦 LG対KIAの中継の為、放送を休止。
出典
[編集]- ^ a b “(G)I-DLE、タイトル曲「TOMBOY」MV公開…堂々とした魅力をアピール”. Kstyle. 2022年6月22日閲覧。
- ^ a b c “I NEVER DIE” (朝鮮語). 멜론. 2022年6月22日閲覧。
- ^ “"그래, 우린 죽지 않아"…(여자)아이들의 NEVER DIE | 연예가화제 : 네이트 연예” (朝鮮語). 모바일 네이트 뉴스. 2022年6月22日閲覧。
- ^ 파이낸셜뉴스 (2022年3月15日). “(여자)아이들 '톰보이' 뮤비, 16시간 만에 1000만뷰” (朝鮮語). 파이낸셜뉴스. 2022年6月23日閲覧。
- ^ 조선비즈 (2022年5月2日). “(여자)아이들, '톰보이' MV 1억뷰 돌파…통산 여섯 번째” (朝鮮語). 조선비즈. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “[엠카운트다운 220317 (여자)아이들 - TOMBOY 현장포토]” (朝鮮語). m.post.naver.com. 2022年7月4日閲覧。
- ^ “(G)I-DLE「THE SHOW」で1位を獲得!“私たちの音楽を好きでいてくれてありがとう””. Kstyle. 2022年7月4日閲覧。
- ^ “(G)I-DLE「人気歌謡」で1位に…新MCのTOMORROW X TOGETHER ヨンジュン&ノ・ジョンウィ&ソ・ボムジュンがステージ披露”. Kstyle. 2022年7月4日閲覧。
- ^ Murray, Maddison (March 18, 2022). “[REVIEW (G)I-DLE's First Full Album, 'I NEVER DIE,' Proves Their Creative Artistry Will Never Die]”. Genius. March 31, 2022閲覧。
- ^ I. Raj, Tanu (March 17, 2022). “(G)I-DLE – 'I Never Die' review: these are not wide-eyed girls anymore”. NME. March 18, 2022閲覧。
- ^ “[REVIEW (G)I-DLE’s First Full Album, ‘I NEVER DIE,’ Proves Their Creative Artistry Will Never Die]” (英語). Genius. 2022年6月22日閲覧。
- ^ “(G)I-DLE – ‘I Never Die’ review: these are not wide-eyed girls anymore” (英語). NME (2022年3月17日). 2022年7月4日閲覧。
- ^ “(G)I-DLE、1stフルアルバム「I NEVER DIE」が世界24地域のiTunesトップアルバムチャートで1位!”. Kstyle. 2022年6月23日閲覧。
- ^ NEWSIS (2022年3月30日). “(여자)아이들 '톰보이', 美 빌보드 '글로벌 200' 58위” (朝鮮語). newsis. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “(여자)아이들 ‘TOMBOY’, 빌보드 케이팝 100 차트 2주 연속 1위 - 빌보드코리아(Billboard Korea)” (朝鮮語). billboard.co.kr. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “(G)I-DLE、1stフルアルバム「I NEVER DIE」ストリーミング数が1億回を突破”. Kstyle. 2022年7月4日閲覧。
- ^ “(여자)아이들, ‘톰보이’ 컴백 하자마자 ‘더쇼’ 1위” (朝鮮語). 종합일간지 : 신문/웹/모바일 등 멀티 채널로 국내외 실시간 뉴스와 수준 높은 정보를 제공 (2022年3月23日). 2022年3月24日閲覧。
- ^ “(여자)아이들, `쇼! 챔피언`에서 신곡 `TOMBOY`로 컴백과 동시에 1위→2관왕 달성” (朝鮮語). m.wowtv.co.kr. 2022年3月24日閲覧。
- ^ 조선일보. “'엠카' 1위후보, 스트레이키즈 vs (여자)아이들..미연 "1위 공약=파트 바꾸기"”. 조선일보. 2022年3月24日閲覧。
- ^ 지민경. “‘음악중심’ (여자)아이들, 1위 릴레이..하이라이트·레드벨벳 컴백 [종합]” (朝鮮語). n.news.naver.com. 2022年3月26日閲覧。
- ^ “\'인기가요\' (여자)아이들, 3월 마지막 주 1위→니니니 MC 막방” (朝鮮語). m.celuvmedia.com (20220327T165400Z). 2022年3月27日閲覧。
- ^ StarNews (2022年3月31日). “'엠카' (여자)아이들, 2주 연속 1위..오마이걸·하이라이트 '컴백'[★밤TView]” (朝鮮語). 스타뉴스. 2022年3月31日閲覧。
- ^ “'인기가요' 여자아이들 'TOMBOY'로 1위 트로피 "음악방송 7관왕"” (朝鮮語). 국제뉴스 (2022年4月3日). 2022年4月3日閲覧。
- ^ “(G)I-DLE、番組に出演することなく「人気歌謡」で1位に!IZ*ONE出身チョ・ユリ&VICTONらがカムバック”. Kstyle. 2022年6月15日閲覧。
- ^ GuySome. “가이섬.com”. xn--o39an51b2re.com. 2022年6月15日閲覧。