OA vz.30
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基礎データ | |
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全長 | 4.02 m |
全幅 | 1.52 m |
全高 | 2.02 m |
重量 | 2.78 t |
乗員数 | 3 名 |
装甲・武装 | |
装甲 | 3-6 mm |
主武装 | 7.92mm機関銃 ZB26×2 |
機動力 | |
整地速度 | 60 km/h |
不整地速度 | 20 km/h |
エンジン | タトラ71、空冷4気筒対向 32 HP |
懸架・駆動 | 装輪、フロントエンジン・リアドライブ(6×4) |
行動距離 | 300 km(路上) |
OA vz.30(30年式装甲車)は、戦間期にチェコスロバキアのタトラ社で作られた6輪の軽装輪装甲車である。チェコ解体後、主にスロバキア軍の装備として、第二次世界大戦で使われた。
概要
[編集]チェコスロバキア、タトラ社製の軽トラック/コマンド・カー、タトラ72のシャーシをベースに開発された。1933年から1934年にかけて、51両が生産され、チェコスロバキア軍に配備された。
1939年のチェコ解体、独立スロバキア成立に伴い、18両がスロバキア軍に接収された。スロバキア成立早々のハンガリーとの紛争で1両がハンガリー軍に鹵獲されてしまったが、残る車輌は次第に消耗しつつもポーランド侵攻やソ連侵攻に使用された。戦争中盤以降は流石に旧式化は否めず、1944年1月、偵察任務用の代替車輌として、ドイツ製のII号戦車が導入された。
ほか、ドイツ軍でも若干が警備部隊で使用された。
参考資料
[編集]- Charles Kliment, Bretislav Nakládal, "GERMANY'S FIRST ALLY - ARMED FORCES OF THE SLOVAK STATE 1939-1945", Schiffer Publishing Ltd., 1997