Take me to your leader

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Take me to your leader(指導者に会わせてほしい[1])はサイエンス・フィクションカートゥーンに登場する地球外生命が地球に降り立ったとき、たまたま最初に出会った人間に呼びかける英語のフレーズ。作品によってはシャレをきかせたり、宇宙人が地球人だと思って動物や物体に話しかけるなど、コミカルな効果を持たせるために使われる。

このフレーズは1953年にアメリカの雑誌『ザ・ニューヨーカー』に掲載されたアレックス・グラハムのカートゥーンからきているとみられ、同作では2人の宇宙人が馬に「Kindly take us to your President!」と言っている様子が描かれている[2][3]

このフレーズは現実社会でも使われるほど流行した[4]

日本では宇宙人の定番フレーズとして「ワレワレハウチュウジンダ」がある[1]

関連作品[編集]

このフレーズはサイエンス・フィクションなどでよくパロディされる。

脚注[編集]

  1. ^ a b 【マグネット日めくり】9月12日「宇宙の日」”. ココカラWEB. ココカラ (2014年9月13日). 2021年7月9日閲覧。
  2. ^ The Yale Book of Quotations, Yale University Press, (2006), p. 320, ISBN 9780300107982 
  3. ^ “What Do You Say to an Alien?”. ニューヨーク・タイムズ. (2012年2月11日). https://www.nytimes.com/2012/02/12/sunday-review/messages-to-et.html?_r=1 2012年2月12日閲覧. "The first words of a conversation initiated by aliens were immortalized in a 1953 New Yorker cartoon by Alex Graham: 'Take me to your leader.'" 
  4. ^ a b c d 清水俊二「スーパー字幕屋、大いにくやしがる」『映画字幕の作り方教えます』文藝春秋、1988年。