ジャンバラヤ

ジャンバラヤ
ジャンバラヤ

ジャンバラヤ (jambalaya) は、アメリカ合衆国で作られる、を使ったクレオール料理の一つである[1]

ジャンバラヤはスペイン料理パエリアに起源があり、ニューオーリンズを一時期支配していたスペイン人によってもたらされた[1]。労働者や漁師らが食べていた庶民的な料理で、唐辛子を使うことが多く、ガンボと並んでケイジャン料理と呼ばれるルイジアナ州の代表的な料理である[2]

大きな鍋で作って大人数で食べることが多く、バーベキューとともに屋外パーティの主役になることが多い。ルイジアナ州においては、ハンバーガーホットドッグと並んで屋外スポーツ施設の売店の定番メニューである。

材料

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ジャンバラヤの材料は、米と野菜がメインである。他に、燻製ソーセージアンドゥイユ)、鶏肉玉ねぎ、ベルペッパー(緑色のパプリカ)、セロリ(ルイジアナ州の料理では、玉ねぎ、パプリカ、セロリをあわせて聖なる三位一体と呼ぶ)を入れる。豚肉ウサギの肉、魚介類海老)を入れる場合もある。通常はトマトを入れないが、ニューオーリンズ風のジャンバラヤはトマトベースの味付けである。

脚注

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  1. ^ a b 石毛直道『世界の食べもの』(講談社学術文庫)。p.213.
  2. ^ ケイジャン料理」『和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典』https://kotobank.jp/word/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E6%96%99%E7%90%86コトバンクより2022年8月12日閲覧 

関連項目

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