生春巻き
生春巻き | |
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生春巻きとトゥオンのたれ | |
各種表記 | |
チュ・クオック・グー: | Nem cuốn/Gỏi cuốn |
漢字・チュノム: | 唸卷/膾卷 |
北部発音: | ネム・クオン |
南部発音: | ゴイ・クオン |
生春巻き(なまはるまき、Gỏi cuốn(ゴイ・クオン)、Nem cuốn(ネム・クオン))は、フォーとともにベトナム料理を代表するものとして国外で知られる料理。Gỏi cuốnは「包んだ(野菜や魚介の)和え物」の意である。
中国が発祥の揚げ春巻きとは、材料・調理・味覚のいずれにおいても異なる。中国語でも生春巻きは「ベトナム春巻き」(越南春卷/越南春卷)または「夏巻き」(夏卷/夏卷)と呼ばれ区別されている。また、英語でも中国の揚げ春巻きがspring rollと呼ばれるのに対し、生春巻きはsummer rollと呼ばれている。現地では、日本で知られるほどメジャーな料理ではない[1]。南部では屋台で食べられる軽食やおやつ扱いであり、レストラン等では外国人客向けの中級・上級店で供される[1]。
また現地の家庭料理では、手巻き寿司のように各自で巻くスタイルになる。また米粉麺のブンを挟んで食べるため、ご飯と一緒に食べることは少ない。
出典
[編集]- ^ a b 池田浩明. 食べる指差し会話帳3 ベトナム 第2版. 情報センター出版局. pp. 8,10,78. ISBN 4-7958-2393-6