スーパージャンプ

スーパージャンプ
SUPER JUMP
愛称・略称 SJ、エスジェイ
ジャンル 漫画雑誌
読者対象 青年
刊行頻度 月刊 → 月2回刊(毎月第2・第4水曜日)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 集英社
編集部名 スーパージャンプ編集部
刊行期間 1986年12月20日(1986年創刊号) - 2011年11月9日(10月12日発売号)
発行部数 199,167部(2011年7月1日 - 2011年9月30日日本雑誌協会調べ)
姉妹誌 週刊少年ジャンプ
ウェブサイト http://sj.shueisha.co.jp/
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スーパージャンプ』(SUPER JUMP)は、かつて集英社が発行していた日本青年漫画雑誌1986年創刊、2011年休刊。略称は「SJ」など。

概要

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1986年、『週刊少年ジャンプ』編集長であった西村繁男によって創刊。創刊号は『週刊少年ジャンプ 1986年12月20日増刊号』として出版されたが、その後1988年11月号より月刊誌として独立創刊した。1991年7月より月2回刊となり、2011年10月12日発売の21・22合併号を以て休刊となった[1]。後継誌となる月2回刊誌『グランドジャンプ』と月刊誌『グランドジャンプPREMIUM』は、本誌と同じく月2回刊青年漫画誌であった『ビジネスジャンプ』との合併の上で新創刊された[1][2]

『週刊少年ジャンプ』を擁する集英社第3編集部傘下の雑誌であったため、単行本はジャンプ・コミックス デラックスより発行されていた。初期にはジャンプ・コミックスから発行される作品もあった。

なお、『月刊少年ジャンプ』が1982年から1983年にかけて刊行した増刊号も本誌と同名の『スーパージャンプ』であったが、本誌と直接の関連性(掲載作品や編集体制の継承)は存在しない。

特色

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『WJ』を卒業した読者層を想定して創刊されたため[3]、執筆陣には元『WJ』連載作家が多く、『曉!!男塾 青年よ、大死を抱け』や『リングにかけろ2』など、『WJ』で連載されていた作品の続編もあった。

2000年代に入ってからは『週刊ヤングジャンプ』や『ビジネスジャンプ』(以下『BJ』)の元編集長などが異動してきたことで、それらの雑誌で執筆していた作家の移籍もみられるなど、次第に作家陣の顔ぶれが変わり、休刊時には『WJ』系の作家は少数派となった。

歴代編集長

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  • 西村繁男(1986年12月 - ?)創刊編集長。
  • 堀内丸恵
  • 鈴木晴彦[4]
  • 伊東健介
  • 古田秀樹(2004年 - 2006年)
  • 清宮徹(2006年 - 2009年)
  • 田中純[5](2009年 - 2010年6月)
  • 中村泰造(2010年6月[6] - 2011年10月)

連載作品

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  • 本誌連載作品のみに限り、増刊連載作品は含まないものとする。
  • 掲載順は連載開始順とし、連載開始時期が不明のものについては末尾にまとめている。また開始年のみが判明しているものについては各年の末尾に記載する。
  • 「←」は移籍元の、「→」は移籍先の雑誌を示す。
  • 2008年21号綴じ込み付録に収録された「SJ全連載作品リスト」に創刊から2008年当時までの一覧が掲載。

1980年代開始

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『WJ』増刊時代開始

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独立創刊後の開始

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1990年代前半開始

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1990年代後半開始

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2000年代前半開始

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2000年代後半開始

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2010年代開始

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映像化作品

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アニメ化

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テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
バーテンダー 2006年(第1作) パルムスタジオ 第2作は他誌で掲載
OVA
作品 発売年 アニメーション制作 備考
GOLDEN BOY 1995年-1996年 A.P.P.P.
企業戦士YAMAZAKI 1997年 リップルフィルム

実写化

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テレビドラマ
作品 放送年 制作 備考
緋が走る 1999年 NHK タイトルは「緋が走る~陶芸青春記~」
江戸前鮨職人きららの仕事 2005年 ドリマックス・テレビジョンTBS
どんまい! 2005年 NHK
JIN-仁-国内ドラマ韓国ドラマ 2009年(国内第1期) TBS 第2期のタイトルは「JIN-仁- 完結編」
2011年(国内第2期)
2012年(韓国) MBC タイトルは「Dr.JIN」
ゴタ消し -示談交渉人 白井虎次郎- 2011年 読売テレビ タイトルは「示談交渉人 ゴタ消し」
バーテンダー 2011年 ジェイ・ストーム
トクボウ 朝倉草平 2014年 MMJ(協力) タイトルは「トクボウ 警察庁特殊防犯課」
黒服物語 2014年 テレビ朝日MMJ
Webドラマ
作品 配信年 制作 備考
交通事故鑑定人 環倫一郎 2011年 東北新社
オリジナルビデオ
作品 発売年 制作 備考
企業戦士YAMAZAKI 1995年 円谷映像(協力)
世紀末博狼伝サガ 1997年

発行部数

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  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 370,000部[7]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 357,917部[7]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 355,417部[7]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 351,250部[7]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 342,500部[7]
発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 341,667 部 339,167 部 335,834 部
2009年 320,834 部 310,000 部 305,000 部 301,667 部
2010年 283,334 部 268,334 部 256,667 部 246,667 部
2011年 236,667 部 201,667 部 199,167 部

増刊号

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スーパージャンプα
1993年頃より刊行。1995年9月に単独誌『MANGAオールマン』となる。
オースーパージャンプ
1996年より2004年まで月1回刊、以降はほぼ隔月刊であったが、2010年8月号を最後に休刊している。
YOU&SUPER JUMP
2002年7月29日発売。『YOU』20周年記念の共同増刊号(『スーパージャンプ』9月5日増刊)で、執筆者は女性漫画家が多かった。
ガールズジャンプ
2010年12月15日発売(1月25日増刊)。執筆者は全て女性の漫画家のみで構成されている[8]
まんぷくジャンプ
2011年1月18日発売(2月25日増刊)。休刊となった『OhSJ』や『漫'Sプレイボーイ』などの集英社の雑誌で連載あるいは読切として掲載されていた料理・グルメ漫画の新作や、集英社などで執筆する漫画家の読切作品を掲載した[9]
スーパージャンプhigh
テーマ別の新増刊であったが、2011年6月29日に発売(8月1日増刊)された1号(「歴史」がテーマ)[10]のみに終わった。

脚注

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  1. ^ a b “スーパージャンプ最終号「ゼロ」完結、新雑誌に三宅乱丈ら”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2011年10月12日). https://natalie.mu/comic/news/57927 2011年10月23日閲覧。 
  2. ^ “集英社:新マンガ誌名は「グランドジャンプ」 11月創刊 「俺の空」「バーテンダー」移籍”. MANTANWEB (毎日新聞社). (2011年9月21日). https://mantan-web.jp/article/20110920dog00m200049000c.html 2011年10月24日閲覧。 
  3. ^ “グランドジャンプ:編集長に聞く 「現実の中でドラマ性を追求した作品」がヒット”. MANTANWEB (毎日新聞社). (2014年5月7日). https://mantan-web.jp/article/20140501dog00m200070000c.html 2017年12月28日閲覧。 
  4. ^ スーパージャンプ漫画大賞募集”. 集英社 (1999年). 2011年8月15日閲覧。
  5. ^ 集英社スーパージャンプ編集部とモディファイ、Twitterを活用した情報ポータルの運営を開始”. 株式会社集英社スーパージャンプ編集部,株式会社モディファイ (2009年12月16日). 2011年8月15日閲覧。
  6. ^ 人事異動のお知らせ”. 集英社 (2010年6月). 2011年8月15日閲覧。
  7. ^ a b c d e 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。
  8. ^ “ねむ、ペコ、元町!女性作家のみのガールズジャンプ誕生”. コミックナタリー. (2010年11月30日). https://natalie.mu/comic/news/41293 2011年3月14日閲覧。 
  9. ^ “グルメマンガ集結の新増刊「まんぷくジャンプ」発売”. コミックナタリー. (2011年1月18日). https://natalie.mu/comic/news/43603 2011年3月14日閲覧。 
  10. ^ “新増刊スーパージャンプHigh誕生、第1号のテーマは歴史”. コミックナタリー. (2011年6月24日). https://natalie.mu/comic/news/51915 2011年8月17日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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