塩田明彦
しおた あきひこ 塩田 明彦 | |||||||||||
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生年月日 | 1961年9月11日(63歳) | ||||||||||
出生地 | 日本 京都府舞鶴市[1] | ||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家、映画批評家 | ||||||||||
ジャンル | 映画、オリジナルビデオ、テレビドラマ | ||||||||||
活動期間 | 1982年 - | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
『月光の囁き』 『害虫』 『黄泉がえり』 『カナリア』 『どろろ』 | |||||||||||
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塩田 明彦(しおた あきひこ、1961年〈昭和36年〉9月11日[2] - )は日本の映画監督、脚本家、映画批評家である。
経歴
[編集]立教大学在学中より自主制作映画を作り始める[3]。1983年、黒沢清監督『神田川淫乱戦争』に助監督として参加する[4]。同年、『ファララ』がぴあフィルムフェスティバルに入選する[2]。その後、大和屋竺のもとで脚本を学ぶ[2]。1996年、オリジナルビデオ『露出狂の女』を監督する[2]。1999年、初長編映画『月光の囁き』がロカルノ国際映画祭に出品される[5]。同年、第24回報知映画賞新人賞を受賞する[6]。2005年、『カナリア』が公開され[7]、同年のレインダンス映画祭グランプリを受賞する[8]。2007年、『どろろ』が日本国内で興行的な成功をおさめる[9]。2014年、北川景子と錦戸亮を主演に迎えた『抱きしめたい -真実の物語-』が公開された[10]。
フィルモグラフィー
[編集]劇場映画
[編集]- 神田川淫乱戦争(1983年) - 助監督
- ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年) - 美術助手
- 恋のたそがれ(1994年) - 撮影
- ヤマトナデシコ(1998年) - 撮影
- 月光の囁き(1999年) - 監督・脚本
- どこまでもいこう(1999年) - 監督・脚本
- ギプス(2001年) - 監督・脚本・編集
- 害虫(2002年) - 監督
- 黄泉がえり(2003年) - 監督・脚本
- 帰ってきた 刑事まつり(2003年) - 監督
- カナリア(2005年) - 監督・脚本
- この胸いっぱいの愛を(2005年) - 監督・脚本
- どろろ(2007年) - 監督・脚本
- 世界(2011年) - 監督、『明日』の一編
- 抱きしめたい -真実の物語-(2014年) - 監督
- 風に濡れた女(2016年) - 監督(日活ロマンポルノ リブートプロジェクト作品)
- さよならくちびる(2019年) - 監督・脚本・原案
- 麻希のいる世界(2022年) - 監督・脚本
- 春画先生(2023年)-原作・監督・脚本
自主映画
[編集]- 優しい娘(1982年) - 監督
- ファララ(1983年) - 監督・脚本
オリジナルビデオ
[編集]- ダーティ・ブルー 復讐の熱帯夜(1992年) - 脚本
- パチンカー奈美(1992年) - 脚本
- 叔母 魔性の血淫(1996年) - 脚本
- 勝手にしやがれ!! 逆転計画(1996年) - 脚本
- 露出狂の女(1996年) - 監督
- 本当にあった怖い話「呪死霊」(1999年) - 脚本
テレビドラマ
[編集]Webシネマ
[編集]- 約束(2011年) - 監督
- 昼も夜も(2016)-監督・脚本
著書
[編集]受賞歴
[編集]- 1999年 - 第21回ヨコハマ映画祭 - 新人監督賞(『どこまでもいこう』『月光の囁き』)
- 2000年 - 第9回日本映画プロフェッショナル大賞 - 新人監督賞(『どこまでもいこう』『月光の囁き』)[11]
- 2003年 - 第12回日本映画プロフェッショナル大賞 - 監督賞(『害虫』)[12]
- 2004年 - 第27回日本アカデミー賞 - 優秀監督賞・優秀脚本賞(『黄泉がえり』)[13]
- 2016年 - 第69回ロカルノ国際映画祭 - インターナショナルコンペティション部門・若手審査員賞(『風に濡れた女』)[14]
脚注
[編集]- ^ “1月7日ゲスト 映画監督 塩田明彦さん”. Earth Dreaming〜ガラスの地球を救え!. 朝日放送 (2007年1月7日). 2014年3月26日閲覧。
- ^ a b c d “オウムと映画座談会 - 塩田明彦×瀬々敬久×森達也”. 日本映画監督協会 (2005年6月30日). 2014年3月26日閲覧。
- ^ “塩田明彦”. ビターズ・エンド. 2015年4月12日閲覧。
- ^ Alexander Zahlten (2010). “Moonlight Whispers”. In John Berra. Directory of World Cinema: Japan. Intellect Books. p. 48
- ^ Derek Elley (1999年8月30日). “Review: 'Moonlight Whispers'”. Variety. 2014年3月26日閲覧。
- ^ “報知映画賞ヒストリー 1999”. シネマ報知. 報知新聞社 (1999年12月27日). 2009年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月26日閲覧。
- ^ “カルトの子供の未来とは…? 塩田明彦監督最新作『カナリア』初日舞台挨拶!”. CINEMA TOPICS ONLINE (2005年3月14日). 2014年3月26日閲覧。
- ^ “'Canary' sings at Raindance fest”. Variety (2005年10月10日). 2014年3月26日閲覧。
- ^ Lee Marshall (2007年5月2日). “Dororo - Reviews - Screen”. Screen International. 2014年3月26日閲覧。
- ^ “北川景子と錦戸亮がハグして初日祝福…映画「抱きしめたい―」”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2014年2月2日). 2014年2月4日閲覧。
- ^ “第9回日本映画プロフェッショナル大賞”. 日本映画プロフェッショナル大賞. 2015年4月12日閲覧。
- ^ “第12回日本映画プロフェッショナル大賞”. 日本映画プロフェッショナル大賞. 2015年4月12日閲覧。
- ^ “第27回日本アカデミー賞優秀作品”. 日本アカデミー賞. 2015年4月12日閲覧。
- ^ “富田克也と塩田明彦がロカルノ国際映画祭で若手審査員賞を受賞”. 映画ナタリー. (2016年8月14日) 2016年8月17日閲覧。