佐藤信秋
佐藤 信秋 さとう のぶあき | |
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生年月日 | 1947年11月8日(76歳) |
出生地 | 日本 新潟県新潟市 |
出身校 | 京都大学工学部土木工学科卒業 京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程 |
前職 | 国土交通事務次官 |
所属政党 | 自由民主党(茂木派) |
称号 | 工学修士(京都大学) |
公式サイト | 佐藤のぶあき・ホームページ |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2007年 - 現職 |
佐藤 信秋(さとう のぶあき、1947年〈昭和22年〉11月8日 - )は、日本の政治家、建設・国土交通官僚(技官)。自由民主党所属の参議院議員(3期)、自由民主党新潟県連会長。参議院財政金融委員長、第6代国土交通事務次官などを務めた。学位は工学修士(京都大学・1972年)。
経歴
[編集]新潟県新潟市出身。1966年、新潟県立新潟高等学校卒業。1970年、京都大学工学部土木工学科卒業。1972年、京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了。修士論文ではinteger programming(整数計画問題)を扱った[1]。
1972年、建設省入省。道路局に属し、道路局企画課道路経済調査室長、道路局有料道路課長、道路局企画課長、建設省大臣官房技術審議官を経て、2002年に国土交通省道路局長に就任する。2004年には技官最高位の技監に就任し、翌2005年には第6代国土交通事務次官に就任する。翌2006年、国土交通省退官。
2007年、第21回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で比例区から出馬し初当選する。2013年 第23回参議院議員通常選挙に再び自民党公認で比例区から出馬し再選する[2]。2019年の任期満了時点で71歳であり、70歳定年制の党の規約があるにもかかわらず、他の6人と一緒に第25回参議院議員通常選挙で特例公認され3選[3]。2024年2月、高鳥修一に代わり、自由民主党新潟県連会長に選任された[4]。同年7月、翌年夏の第27回参議院議員通常選挙新潟県選挙区の候補を選ぶ新潟県連の公募に応募した[5]が、9月13日には応募を取り下げ、翌年の参院選には立候補せず政界を引退する意向を示した[6]。
年譜
[編集]- 1966年 新潟県立新潟高等学校卒業。
- 1970年 京都大学工学部土木工学科卒業
- 1972年 京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了
- 1972年 建設省入省
- 1993年 建設省道路局企画課道路経済調査室長
- 1995年 建設省道路局有料道路課長
- 1996年 建設省道路局企画課長
- 1999年 建設省大臣官房技術審議官
- 2002年 国土交通省道路局長
- 2004年 技監
- 2005年 国土交通事務次官に就任
- 2006年 事務次官を退官
- 2007年 第21回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で比例区から出馬し初当選
- 2013年 第23回参議院議員通常選挙に再び自民党公認で比例区から出馬し再選[2]
- 2019年 第25回参議院議員通常選挙で特例公認され3選[3]。
- 2024年 自由民主党新潟県連会長[4]。
政策
[編集]候補者アンケートの回答
[編集]2013参院選 毎日新聞候補者アンケートや2019年の朝日新聞のアンケートによると
- 選択的夫婦別姓導入への賛否について「どちらとも言えない」としている[7]。
- 憲法9条の改正に賛成し、自衛隊を他国同様「国防軍」にすべき[8]。
- 集団的自衛権の行使容認に賛成[8]。
- 総理や閣僚の靖国参拝は問題ない[8]。
- 普天間基地の辺野古への移設に賛成[8](普天間基地移設問題参照)。
- 死刑制度に賛成[8]。
役職
[編集]- 自由民主党
- その他
- 国立大学法人筑波大学 客員教授
所属議員連盟
[編集]TV出演
[編集]タイトル | 放送日 |
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国土建設が国家安定の礎石 | 2009年10月17日 |
脚注
[編集]- ^ (日本語) 「これが財務省にやられた結果だ!著しく減少する建設業就業者。労働力が低下し国力が落ち込み優秀な人材は金融業へ」西田昌司×佐藤信秋 能登半島地震対談 VOL.2 2024年2月29日閲覧。
- ^ a b 公式ページ プロフィール
- ^ a b “自民、参院選へ60人前後1次公認へ 前回比約20人増 「70歳定年制」対象7人も”. 産経新聞 (2018年7月19日). 2019年7月2日閲覧。
- ^ a b “自民新潟県連、新会長に佐藤信秋参院議員を選任 派閥パーティー収入不記載事件で辞任の高鳥修一衆院議員の後任 幹事長「経験と実力は万人が認めるところ」”. 産経新聞. (2024年2月21日) 2024年2月21日閲覧。
- ^ “次期参院選新潟選挙区の自民公募に佐藤信秋参院議員が応募 競泳女子の中村真衣氏も”. 産経新聞. (2024年7月20日) 2024年7月20日閲覧。
- ^ “[次期参議院選挙・新潟2025]自民党県連の候補者公募、佐藤信秋氏が応募を取り下げ 中村真衣氏に決定の公算”. 新潟日報. (2024年9月13日) 2024年9月14日閲覧。
- ^ “朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e “2013 参院選 比例代表 自民党 佐藤信秋”. 毎日新聞 2017年4月8日閲覧。
- ^ a b 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
- ^ “佐藤信秋”. 西部邁ゼミナール 放送アーカイブ. 2017年3月4日閲覧。
インタビュー関連
[編集]外部リンク
[編集]議会 | ||
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先代 松村祥史 | 参議院決算委員長 2022年 - | 次代 現職 |
先代 中西祐介 | 参議院財政金融委員長 2020年 - 2021年 | 次代 豊田俊郎 |
先代 新設 | 参議院地方創生及び消費者問題に関する特別委員長 2019年 - 2020年 | 次代 石井浩郎 |
先代 礒崎陽輔 | 参議院行政監視委員長 2016年 - 2017年 | 次代 丸山和也 |
先代 北川イッセイ | 参議院環境委員長 2013年 - 2014年 | 次代 島尻安伊子 |
官職 | ||
先代 岩村敬 | 国土交通事務次官 2005年 - 2006年 | 次代 安富正文 |
先代 大石久和 | 技監 2004年 - 2005年 | 次代 清治真人 |