おもしろクイズBOX

ウィキペディアから無料の百科事典

おもしろクイズBOX
ジャンル クイズ番組
構成 章田宙谷
ディレクター 長尾忠彦IVSテレビ制作
松田宏治(IVSテレビ制作)
司会者 桂文珍
田丸美寿々
白石まるみ
出演者 別項
音楽 佐藤允彦
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー 辻澄子(NTV)
高瀬康三(IVSテレビ制作)
制作 一丸周也(NTV映像センター
製作 日本テレビ
放送
放送チャンネル日本テレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1983年9月12日 - 1985年6月24日
放送時間月曜 19:30 - 20:00
放送分30分
番組年表
前作おもしろ博士クイズ
テンプレートを表示

おもしろクイズBOX』(おもしろクイズボックス)は、1983年9月12日から1985年6月24日まで日本テレビ系列局で放送されていた日本テレビ製作のクイズ番組である。ロート製薬の一社提供。放送時間は毎週月曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。

概要

[編集]

それまで同時間帯で放送されていた『おもしろ博士クイズ』のリニューアル版で、視聴者参加型から芸能人対抗戦形式に変更するのに合わせて改題した。

初期には毎回4人の芸能人が解答者として出場し、日本各地の様々な話題を使ったクイズに答えていた。中期からは解答者が5人となり、番組マスコットのチンパンジー「大ちゃん」を使った問題を出すようになった。1問目と最終問題はVTRを交えながらの筆記問題で、後者は正解すると2ポイント加算される。前後をCMに挟まれていた番組中盤の「情報BOX」では計4問が出題され、司会者は一人ずつ答えを聞いていく(解答者は口答する)方式で行われていた。そして最終的に一番高得点だった解答者が優勝、優勝者は「BUNCHIN BOX」と「MISUZU BOX」の2つの箱から1つ選び、その中身が賞品となる(どちらかの賞品が豪華)。

司会は桂文珍が務めていた。アシスタントは、当初は美里美寿々(後の田丸美寿々)が務めていたが、美里はアメリカ留学のため、1985年3月をもって降板。以後は最終回まで白石まるみがアシスタントを務めていた。なおこれ以後は、司会メンバーの紹介時に文珍と白石それぞれの名前を組み合わせた「まる珍コンビ」と紹介されることが常となった。

前番組と同様に、IVSテレビ制作が制作協力をしていた。またNTV映像センターも加わっていた。

おもな解答者

[編集]

備考

[編集]

番組は、立方体の上底に「おもしろ」、左側面に「クイズ」、右側面に「BOX」と描かれたタイトルロゴを用いていたが、オープニングキャッチにおいては「おもしろ」「クイズ」「BOX」の文字を横並びにしたロゴを用いていた。

1983年10月17日放送の「白黒テレビのブラウン管に磁石をつけるとどうなるか」という問題で、視聴者が家庭のカラーテレビで実験して画面が乱れたため、苦情が殺到した[1]

1984年1月3日(火曜) 16:00 - 16:40 と 1985年1月3日(木曜) 15:15 - 16:00 には放送時間を拡大した『お正月スペシャル』を放送。『新春アイドル大会』では松本伊代美保純三東ルシア日高のり子大原麗子川島なお美鳥越マリらが出演。『新春美女大会』では早見優安田成美伊藤麻衣子三田寛子石川ひとみらが出演。同特番も40分間(1984年)ないし45分間(1985年)通してロート製薬の一社提供だった。製薬会社提供の番組は、レギュラー番組に関しては製薬会社同士の紳士協定によって、放送時間が30分を超えるテレビ番組を単独提供することはできないが、単発番組だけは特例となっていた。

スタッフ

[編集]
  • 構成:章田宙谷
  • 音楽:佐藤允彦
  • コーラス:ITS
  • 問題作成:豊村剛、武豊、あべあきら / 内田英一、浜田弘、川島徳一
  • 取材:石井徹也、高橋正秀
  • 制作スタッフ:湯浅健二、久保田隆、梁取正彦、山内薫、渡辺孝
  • 制作進行:後藤康典
  • 美術:沓沢昌弘、羽谷重信
  • 技術:小野孝次(八峯テレビ技術
  • 音効:伊藤博
  • TK:毛利弘子
  • ディレクター:長尾忠彦、松田宏治(IVSテレビ制作)
  • プロデューサー:辻澄子(日本テレビ)、高瀬康三(IVSテレビ)
  • 制作:一丸周也(NTV映像センター)
  • 制作協力:NTV映像センターIVSテレビ制作
  • 製作:日本テレビ

脚注

[編集]
  1. ^ 「マスコミ・デスクメモ――一九八三年九~十月」『マスコミ市民 : ジャーナリストと市民を結ぶ情報誌』第191号、日本マスコミ市民会議、1984年5月1日、52 - 62頁、NDLJP:3463923/28 
日本テレビ系列 月曜19:30枠
ロート製薬一社提供枠)
前番組 番組名 次番組
おもしろ博士クイズ
(1982年11月8日 - 1983年9月5日)
おもしろクイズBOX
(1983年9月12日 - 1985年6月24日)
大きなお世話だ
(1985年7月1日 - 1986年1月27日)