ひみキトキトまんが道大賞

ウィキペディアから無料の百科事典

ひみキトキトまんが道大賞
受賞対象アマチュアの漫画作品
日本の旗 日本
主催 氷見市、氷見青年会議所
司会藤子不二雄(審査委員長)
初回2002年
最新回2016年(第15回)
公式サイトひみキトキトまんが道大賞

ひみキトキトまんが道大賞」(ひみキトキトまんがみちたいしょう)は、かつて富山県氷見市で開催されていた日本の漫画賞[1]

2002年平成14年)の氷見市制50周年および氷見青年会議所設立30周年記念事業として、同市出身の漫画家藤子不二雄を審査委員長に迎えて創設された[1]。名称は藤子の自伝漫画『まんが道』に由来し[2]、一般(高校生以上)・ジュニア(中学生以下)の2部門で作品を募集していた。

第1回の授賞式は氷見市立博物館で開催された藤子の原画展に合わせて行われ[3]、第2回までの受賞作品は書籍にまとめられている。その後は氷見市役所が発行する『広報ひみ』および市のウェブサイト、潮風ギャラリーで受賞作が紹介されていた。授賞式の会場は年によって異なり、第2回以降は「藤子不二雄まんがワールド」関連の行事やイベント(施設の開館やモニュメントの除幕等)がある場合は氷見市内で、特に行事が無い場合はヒルトン東京で開催されていた[4]

2016年(平成28年)に開催された第15回は大賞・佳作とも「該当作なし」となり[5]、公式のアナウンスは出されていないが2017年(平成29年)以降は事実上の休止状態が続いている。

受賞作品集[編集]

  1. 氷見青年会議所30周年特別委員会編『ひみキトキトまんが道大賞入選作品集』[6] 氷見青年会議所、2002年 全国書誌番号:20379458
  2. 氷見市企画広報室編『ひみキトキトまんが道大賞入選作品集 第2回』[7] 氷見市役所、2004年

参考文献[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 日外アソシエーツ(2012), p146
  2. ^ 北日本新聞、2002年2月19日付23面「ひみキトキトまんが道大賞 藤子Aさん原画展も」。
  3. ^ 朝日新聞富山版、2002年7月30日付12面「ハットリくんも怪物くんも大集合 藤子不二雄A氏まんが原画展」。
  4. ^ 第9回 ひみキトキトまんが道大賞”. 氷見市役所. 2022年8月12日閲覧。
  5. ^ 第15回 ひみキトキトまんが道大賞の審査結果について”. 氷見市役所. 2022年8月12日閲覧。
  6. ^ ひみキトキトまんが道大賞入選作品集”. メディア芸術データベース. 文化庁. 2022年8月12日閲覧。
  7. ^ 県内出版物”. 富山県立図書館. 2022年8月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]